海外絵本レンタルプログラム『WORLDLIBRARY(R)』がついにスタート!
株式会社ワールドライブラリーが手掛ける新しい取り組みである海外絵本レンタルプログラム『WORLDLIBRARY(R)』が、11月20日から始まります。このプログラムは、カーディーラーやショッピングモールのキッズスペースなど、子どもたちが集まる場に海外の絵本を設置することで、子どもたちと世界を繋ぐ体験を提供するものです。日本では初めての試みとなります。
絵本の役割と市場の現状
日本の出版市場は全体的に縮小している中で、教育に良い影響を及ぼす児童書の需要は安定しており、子ども向けの教育サービス関連市場は成長を続けています。特に、2020年に開催される東京オリンピックを控えて、早期英語教育の重要性が高まっており、海外の文化や言語に触れる機会は増えると予想されています。
『WORLDLIBRARY(R)』の特徴
このプログラムでは、各国の大使館や独自のネットワークを活用し、日本では販売されていない厳選された海外の絵本を翻訳し、毎月お届けします。単なるレンタルではなく、子どもたちが楽しめるような美しい状態の絵本を提供し、同時に回収も行います。また、設置店舗では絵本の販売も行うことができ、ショールーム的な役割も果たします。
初年度には300店舗と契約し、5年後には約10,000件の契約獲得を目指しています。現在、レクサス東名川崎店やイオンファンタジーのイオンレイクタウン店でテスト導入が行われ、今後も多くの場所への設置が予定されています。
リユースプログラム導入による地域貢献
さらに、絵本はレンタル商品として利用できなくなった際にも価値がある場合は、クリーニングや修理を施した後に地域の子どもたちに寄贈されます。これにより、導入店舗も地域社会への貢献ができる仕組みとなっています。
成長する教育市場と国際交流の重要性
『WORLDLIBRARY(R)』は、年齢0歳から12歳までの子どもたちが理解できる内容の絵本を提供します。具体的には、異文化や生活、自然、友情、愛などテーマにした絵本を通して、外国語に触れながら楽しめる工夫がされています。特に、バイリンガルでの提供や、ぬくもりのある絵本のラインナップが魅力です。
大使館との連携や監修
このプログラムでは、ベルギー、イギリス、アメリカなどの大使館との協力を得ながら、絵本の選定を行なっています。また、監修には村山隆雄先生が関わっており、信頼性も高まっています。絵本の翻訳や編集は集英社インターナショナルが手がけており、高品質なコンテンツを提供します。
導入事例とその反響
テスト導入の実績として、レクサス東名川崎店では、絵本の色使いや仕掛けに対する子どもたちの反応が良好でした。また、イオンモール越谷レイクタウン店では、保護者が特に興味を示し、仕掛け絵本が人気を博しています。両店舗とも、各々の特性を持つ絵本が集客やコミュニケーションの手助けになっていると考えています。
未来の展望と地域貢献
今後、『WORLDLIBRARY(R)』は全国のさまざまな店舗への導入を進めながら、絵本を通じて子どもたちの国際感覚を養うことを目指しています。子どもたちが楽しむだけでなく、地域社会とも繋がるこのプロジェクトは、未来の教育に新たな可能性を提供するものとなるでしょう。今後の展開に注目です!
公式HP:
http://www.worldlibrary.jp/