超音波センサー登場
2025-05-14 13:22:55

重機事故防止に貢献する超音波検知センサー「OM-TR3C/BH」「OM-WD/S」レンタル開始

重機事故防止へ、革新的な超音波検知センサーが登場



株式会社アクティオ(東京都中央区日本橋)は、重機による架空線事故の防止を目的とした超音波検知センサー「OM-TR3C/BH」と「OM-WD/S」のレンタルを、2025年5月14日(水)より開始することを発表しました。この新たなセンサーは、事故を未然に防ぐための重要な選択肢となります。

架空線事故の危険性



重機の架空線への接触は、通信障害やインフラの停止を引き起こし、さらには周囲の工場やオフィスの機能に深刻な影響を及ぼすことがあります。また、作業員が感電するリスクも存在し、年間を通じて全国で複数の事故が報告されています。このような背景から、インフラの保護と現場の安全対策が急がれています。

従来のシステムとの違い



これまで主流だった架空線検知システムは、角度センサーを使用し、現場に応じた設定が必須でした。また、有線接続により配線作業が煩雑で、断線の危険もありました。新開発の「OM-TR3C/BH」と「OM-WD/S」は、これらの課題を克服しています。

超音波検知の利点



弊社の新型センサーは、バックホーに容易に取り付け可能で、最大3mの距離にある電線・架線を超音波で検知します。音と光で作業者に警告を行い、検知範囲は0.2~3mで自由に設定できます。これは現場の条件に応じた柔軟な対応を可能にします。センサー本体と警告灯は無線接続で、配線工事の手間も省けるため、スムーズな設置が実現されます。また、安全性を考慮し、強力なマグネットと落下防止用ワイヤーが付属しています。

実証実験とお客様の声



この新製品は、アクティオが提案し、荒井建設株式会社(北海道旭川市)の協力により実証実験を行いました。製品化にあたってはオーミック電子株式会社(福島県郡山市)が関与し、安全性や実用性が十分に確認されています。

アクティオは、今後も「レンサルティング」のノウハウを活かし、さらなる安全向上を目指す製品やサービスを提供していく準備を進めています。

まとめ



安全な作業環境を実現するために、新しい超音波検知センサーは非常に価値の高い選択肢です。事故防止策を強化するため、アクティオのこれらの新製品をぜひご検討ください。

お問い合わせ先



株式会社アクティオ通信ICT事業部
TEL: 03-6666-2329

仕様と注意事項



  • - 本商品は安全補助装置であり、100%事故を防ぐものではありません。使用する際は従来の安全対策も遵守してください。

センサーの主な機能



  • - 超音波によるダイレクトな検知
  • - 最大3mの検知能力と柔軟な範囲設定
  • - 上部及びバックホー旋回時の検知機能
  • - 配線工事が不要な無線接続
  • - 簡単に取り付けられる強力マグネット
  • - 警告灯の音と光で危険を知らせる


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会社情報

会社名
株式会社アクティオ
住所
東京都中央区日本橋3-12-2朝日ビルヂング7階
電話番号
03-6854-1411

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