東海光学が新たに開発した高温適応型調光レンズ「ルティーナフォト２」の魅力とは

東海光学が誇る新技術「ルティーナフォト２」

2023年5月21日、東海光学株式会社は、高温でも優れた発色を維持する調光レンズ「ルティーナフォト２」を新たに発売しました。この製品は、特に暑い季節に目を保護し、快適さを提供するために開発されたもので、従来の調光レンズの限界を克服しています。

調光レンズの従来の課題

従来の調光レンズは、室内では透明度が高く、屋外ではサングラスに変わるという利点を持っていますが、高温環境ではその機能が制限されがちでした。特に、日本では毎年増加する猛暑日の日照りの中、しっかりとした色の濃さを得ることができないという問題がありました。地球温暖化の影響もあって、家庭や業務の場での紫外線からの眼の保護の重要性が高まる中で、このニーズに応える製品が求められていました。

ルティーナフォト２の特長

「ルティーナフォト２」は、この問題を独自の技術で解決しました。なんと、40℃以上の条件下でも色がしっかりと濃く変化する調光機能が搭載されています。例えば、ダークニング性能は従来モデルの「ルティーナフォト」に比べ約18%向上、特にブラウンのレンズでその効果が顕著です。

- カラー・デザイン: レンズのカラーはグレーとブラウンの2色展開。
- 眼の健康を守る: さらに、ルティーナ素材を使用して、眼に有害なHEV光（高エネルギー可視光）を約94%カットします。これにより、まぶしさを軽減し、目に優しい設計となっています。紫外線を100%カットできるのも大きな魅力。
- ブルーライトカット機能: 室内ではクリア状態でもブルーライトを約24%カットし、デジタルデバイスの使用が多い現代にマッチした仕様です。