子連れ海外旅行事情
2009-09-15 14:56:36

子連れ海外旅行の現状と課題:ソニー損保調査でわかった意外な事実

子連れ海外旅行の現状:ソニー損保調査から見えてきた意外な事実



近年、子連れ海外旅行は増加傾向にありますが、その実態はどのようなものでしょうか?ソニー損保が実施した調査から、興味深いデータが明らかになりました。

海外旅行デビュー年齢:1歳がトップ!



18歳以下の子どもと海外旅行に行ったことがある1000人を対象とした調査によると、子どもの海外旅行デビュー年齢は「1歳」が最も多く、全体の19.2%を占めました。「2歳」「0歳」と続き、0~1歳で全体の約3割という結果に。これは、2歳未満の子供はツアー代金が無料となることが多いことが影響していると考えられます。さらに驚くべきことに、「お母さんのお腹の中(妊娠中)」という回答も9.1%あり、生まれる前に海外旅行を経験している子どもも少なくないことがわかりました。

旅行先:グアムとハワイが人気!



では、子連れ海外旅行の行き先はどこが人気なのでしょうか?調査によると、1位は「グアム」(28.0%)、2位は「ハワイ」(25.9%)という結果に。サイパンやバリ島なども上位にランクインしており、半数以上がビーチリゾートであることが分かりました。子連れ旅行では、子どもが安心して遊べる環境が重視されていることがうかがえます。

旅行中のトラブル:子どもの病気・ケガ・食あたりに注意!



子連れ海外旅行でのトラブル経験について調査したところ、全体の29.2%がトラブルを経験していました。その内訳として最も多かったのは「子どもの病気」(32.9%)で、「ケガ」「食あたり」なども上位にランクイン。子どもの健康管理は、旅行における重要なポイントです。また、機内食などのリクエストが通らないといった、子連れ特有のトラブルも報告されています。

役立った持ち物:おもちゃ、ベビーカー、おむつが人気!



子連れ海外旅行で役に立った持ち物として、「おもちゃ」「ベビーカー」「おむつ」が上位に挙げられました。飛行機での時間つぶし、移動の利便性、現地調達の問題点を考慮した結果と言えるでしょう。さらに、子どもが自ら写真を撮りたいというニーズに応えるため「子ども用カメラ」を持参したという声もありました。

新型インフルエンザと燃油サーチャージ:旅行計画への影響



新型インフルエンザの流行や燃油サーチャージの再課金が、旅行計画に与える影響についても調査が行われました。新型インフルエンザについては、「旅行を取りやめる」または「渡航先を変更する」と回答した人が約半数に上り、特に女性は男性よりも影響を受けている傾向が見られました。燃油サーチャージの再課金についても、「旅行を取りやめる」と回答した人の割合の方が高く、旅行費用の上昇が旅行計画に影響を与える大きな要因となっていることが分かります。

海外旅行保険:加入状況と加入経路



調査対象者の63.3%が子連れ海外旅行で海外旅行保険に加入した経験があると回答しました。加入経路は「旅行代理店」が最も多く、2位は「インターネット」でした。特に20代、30代ではインターネットでの加入が旅行代理店を上回り、若い世代ではオンラインでの保険加入が主流になりつつあることがわかります。また、加入者の約23%が実際に保険金請求の経験があるとのことでした。

ソニー損保の海外旅行保険:新型インフルエンザへの対応



ソニー損保の海外旅行保険では、新型インフルエンザによる疾病死亡や治療・救援費用についても補償対象となっています。詳細はソニー損保の公式ホームページをご確認ください。

まとめ



本調査から、子連れ海外旅行はますます人気が高まっている一方、旅行中のトラブルや費用面、健康面など、様々な課題も存在することが明らかになりました。旅行計画を立てる際には、しっかりと準備を行い、万全の対策を講じることで、安全で楽しい旅行を実現しましょう。

会社情報

会社名
ソニー損害保険株式会社
住所
東京都大田区蒲田5-37-1アロマスクエア11F
電話番号

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