TXP Medicalが「EMS Collection」をオープン
2024年9月9日、「救急の日」にTXP Medical株式会社が救急隊・救急救命士向けの新しい情報メディア「EMS Collection」を開設しました。このプラットフォームは、特に現場での即応性を高めることを主な目的としており、救急医療に携わる人々に必要な情報を提供することを目指しています。
TXP Medicalは、急性期医療データプラットフォーム「NEXT Stageシリーズ」を開発・提供しているスタートアップで、救急医療分野で長年の実績を持っています。これまでにも、救急医療従事者や研究者向けの情報メディア「ER Collection」を運営し、その信頼性と質の高さで業界内から高く評価されています。
専門性と実績
新たに開設された「EMS Collection」は、救急隊や救急救命士から寄せられた「現場で役立つ具体的な情報が欲しい」というニーズに応えるべく企画されました。実際に、TXP Medicalが運営する救急隊向けの救急医療情報システム「NSER mobile」は、全国41地域で導入されており、1,000万人以上の人口をカバーしています。このような豊富な運用実績を背景に、救急隊員向けに特化した情報が発信されることになります。
具体的には、「EMS Collection」では救急医療に関する最新の研究情報、具体的なケーススタディ、実務に役立つツールやリソースなどが提供されます。これにより、救急隊・救急救命士が現場で迅速かつ適切に判断を下すためのサポートを行います。また、ユーザー同士が意見交換できるコミュニティ機能も設けられ、情報の共有や連携を図ることも可能です。
TXP Medicalのビジョン
TXP Medicalは「医療データで命を救う」というミッションのもと、医療のデジタル化を進めています。代表取締役の園生智弘氏は、現役の救急集中治療医として、人命を守るための新しい医療インフラの構築に取り組んでいます。彼のリーダーシップの下、全国の大病院79箇所で稼働している基幹システム「NEXT Stage ER」は、救命救急センターにおけるシェアで約40%を誇ります。
TXP Medicalは今後も、救急医療システムの発展に寄与し、より多くの生命を救うための取り組みを続けていくでしょう。新たに立ち上がった「EMS Collection」は、その一環として、救急隊に対する質の高い情報提供を通じて、実際の現場での効果を確認されることを望んでいます。救急医療に携わる人々が集まるこのプラットフォームが、多くの命を救う助けとなることを期待しています。
詳細については、
EMS Collectionの公式ウェブサイトや、公式Twitterアカウント
@99EMSCollectionをぜひご覧ください。