ロイロノート・スクールの進化
株式会社LoiLoが、次世代の学習環境「NEXT GIGA」に向けたロイロノート・スクールのアップデート計画を発表しました。2025年夏に実施予定のこのアップデートは、学校現場のニーズに応える新機能を多数追加し、児童・生徒の学びの質を向上させることを目指しています。以下に、今回のアップデートの主な内容をご紹介します。
1. 学習eポータルとの連携強化
無料で利用できる機能の充実
ロイロノート・スクールは、L-Gate、まなびポケット、Qubenaなどと連携し、すべての機能を追加料金なしで利用可能にします。これにより、教育機関の運営がさらにスムーズになります。
名簿情報の自動同期
今までは手動で行っていた名簿登録が自動化され、ユーザー登録やクラス・授業情報が学習eポータルから直接反映されるようになります。年次更新や転入・転出時の対応も迅速に.
OneRoster CSVのインポート
国際標準のOneRosterに準拠したCSVインポートを予定しています。この新機能により、校務支援システムからのデータ取り込みが簡素化される見込みです。
SSOの強化
GoogleやMicrosoftのSSOに加え、学習eポータルからのワンクリックログインも可能に。これにより、教育現場での操作がさらに便利になります。
2. 学びを支援するモニタリング機能
ノートの共有が簡単に
クラス全員の共有ノートをワンクリックで自動生成する機能を導入します。定期的に更新されるサムネイルにより、進捗を把握しやすくなります。ノートは自動でフォルダにまとめられ、生徒間の閲覧や書き込みの設定が容易に行えます。児童・生徒同士の学び合いが促進され、相互理解が深まります。
3. ロイロWebフィルタのSafari対応
これまでアプリ内でのみ利用可能だったロイロWebフィルタが、今後はSafariブラウザでも使用できるようになります。これにより、iPad OSやiOSでも安全な学習環境を提供することができます。
4. 使いやすさの向上
操作性の向上にも注力しており、先生方や子供たちの学習がより自由で楽しくなるよう、継続的に改良を進めています。今後も利用者の声を大切にし、新しい機能を追加していくことがアナウンスされています。
ロイロノート・スクールについて
ロイロノート・スクール」は、幅広い教育ニーズに応える協働学習を促進するプラットフォームです。小学校から大学まで、様々な教科での利用が可能で、容量無制限のもと、学習資料や思考プロセスの保存ができるため、子供たちの「考える力」を育てます。現在、国内外で約1万3000校、毎日280万人以上が利用しており、教育のデジタル化を一巡り支えています。
詳細はこちらのWebページをご覧ください。このアップデートによって、さらに進化したロイロノート・スクールを期待してください!