訪日ムスリムのための新たな旅プランニングサービス「Halal Travel Japan Planner」

訪日ムスリム向け新サービス「Halal Travel Japan Planner」の魅力

フードダイバーシティ株式会社が、ムスリム向けに提供する旅行支援サービス「Halal Travel Japan」が新たに「Halal Travel Japan Planner」を2025年8月18日に公開することを発表しました。このサービスは、AIを活用してムスリム旅行者のための個別の旅程を提案するもので、特に「食・礼拝・文化」という、ムスリムの訪日旅行に必要な要素を網羅した内容となっています。

ムスリム観光客のニーズの高まり

最近、マレーシアやインドネシア、シンガポールといったムスリム人口の多い国々からの訪日旅行者が急激に増加しています。日本政府観光局（JNTO）のデータによれば、2025年6月までには訪日外国人の数が月間で3,377,800人に達し、年累計で過去最高の2,000万人を突破する見込みです。これに伴い、文化的な多様性に配慮した観光インフラの整備が急務とされています。

特に、ハラール対応の個人旅行を希望する若い世代のニーズが高まっており、ムスリムが安心して楽しめる食事や礼拝スペースの情報を求める声が大きくなっています。そこで、旅行計画において情報収集が難しい現状を打破するために、「Halal Travel Japan Planner」が開発されました。

「Halal Travel Japan Planner」の特長

「Halal Travel Japan Planner」は、AIの最前線であるChatGPTを活用し、同社が運営する「Halal Media Japan」の膨大なデータベースと国際的な情報を組み合わせたもので、ムスリム旅行者にとって最適な旅程を最大限に引き出すよう努めています。公式サイトから無料で利用できるこのプランナーは、ハラール食や礼拝のためのスペース、日本文化の体験を考慮に入れた個別の提案を行います。また、コンシェルジュサービスも提供されており、言語の違いを気にせずに気軽に相談できるのも特長です。

コンシェルジュは日本語、英語、インドネシア語、マレー語に対応しており、最大で2回の旅程修正が可能です。例えば、モーリシャスから訪れたご夫婦は「旅行の内容がぎゅっと詰まっていて、最大限楽しむことができた」と本サービスを絶賛しています。また、シンガポールからのご家族は、ムスリムのスタッフと直接コミュニケーションを取りながら、不安を軽減しつつ旅行を楽しんだと感想を述べています。

無料サービスから始まる新しい旅行のかたち

「Halal Travel Japan」は2023年の開始以来、年間で50組以上のムスリム旅行者をサポートしており、AI導入を通じて、お手軽にムスリムフレンドリーな旅行が可能になる環境を整えていきます。また、今後は礼拝や食文化、体験コンテンツも充実させ、日本独自のサービスを展開する予定です。

会社概要

フードダイバーシティ株式会社は2014年に設立され、日本初、日本最大級のハラール情報専門メディアを運営しています。同社では、ハラール食に限らず、ヴィーガンやベジタリアンのニーズにも応じた多様な飲食店情報の提供を行い、地域に密着した観光サービスを展開しています。フォロワーが30万人を超えるSNSを通じて、日本のハラール情報や多様性に関するプロモーション活動を行い、観光業界でのリーダーシップを確立しています。

新しい旅のスタイルを提案する「Halal Travel Japan Planner」にぜひ、注目してみてください。