岡山大学教育学部附属学校、合同あいさつ運動に参加
岡山大学教育学部附属小・中学校は、2024年9月11日の朝に東山地区で行われた合同あいさつ運動に参加しました。このイベントは、地域の町内会といくつかの学校が協力して10年前から行っているもので、コロナ禍の影響で約5年間中断されていましたが、今回ついに復活を果たしました。
合同あいさつ運動とは
合同あいさつ運動は、地域のコミュニティの絆を深め、子どもたちの登校を安全にサポートすることを目的としています。参加するのは、岡山大学教育学部附属学校の他に、岡山県立岡山東商業高等学校やベル学園岡山医療福祉専門学校、山陽学園中学校・高等学校など、多くの教育機関が含まれています。
この運動が始まった当初から、地域の方々の協力を得て、登校時の交通安全や子どもたちの元気なあいさつを促進してきた歴史があります。また、東山地区の特定時間帯では「キッズゾーン」が設けられ、一般車両の通行が禁止されています。これにより、子どもたちが安全に登校できる環境が整えられています。
当日の様子
あいさつ運動当日、朝8時になると昇降口前には多くの附属小中学生が集まり、他の学校の生徒たちとも一緒に登校する子どもたちに明るい挨拶を交わしました。蒸し暑い気候の中でも、子どもたちの元気な声が響き渡ります。特に中学生は自転車から降りて挨拶をする姿が見られ、地域への配慮を示しています。
運動の合間には、彼らの親も見守っており、地域のつながりが改めて強調される日となりました。このような活動は、ただの挨拶にとどまらず、子どもたちが社会で生きていくための大切な経験と意識を育む場となっています。
今後の展開
今回の合同あいさつ運動に参加した学生たちは、今後も地域活動に積極的に関わっていくことを約束しています。岡山大学教育学部附属学校は、地域に根差した教育機関としての役割を果たし続けながら、地域社会との連携を大切にし、さらなる交流を図っていく予定です。
地域における教育の重要性を理解し、地域交流の一環として行われるこの運動が、岡山大学の教育理念と合致することからも、その意義は大変深いと言えるでしょう。今後も岡山大学附属学校の活動を応援し、地域と共に成長していく姿を見守りたいと思います。