金沢工業大学の稲葉陽菜選手が全国大会に初出場！

2025年12月8日より、有明テニスの森インドアコート（東京都江東区）で開催された「2025年日本学生室内テニス選手権大会女子シングルス」にて、金沢工業大学の稲葉陽菜さんが出場しました。この大会は全国各地から選ばれた優秀な選手が集まるもので、稲葉さんの出場は金沢工業大学にとって初の全国大会出場となります。

全国から56名が出場

本大会には全国から優れた成績を収めた56名が参加しました。稲葉さんは北信越学生テニス連盟から唯一の推薦枠を獲得し、選出されました。この推薦枠は非常に厳しいもので、稲葉さんの成績や努力が評価された証と言えるでしょう。

稲葉陽菜さんの背景

稲葉さんは金沢工業大学工学部情報工学科の2年生で、本大学の公式庭球部に所属しています。女子部員が少ないため、稲葉さんは男子部員と共に練習をしながら力を磨いてきました。男子部員の強打に対応するために、ラリーや練習を繰り返し、自身のショットの精度を高めることに注力してきた結果、今回の全国大会出場に繋がりました。

試合結果

試合には「2025年全日本大学対抗テニス王座決定試合」の優勝メンバーである早稲田大学の網田永遠希さんが相手でした。試合は3セットマッチで行われ、初めの第1セットでは稲葉さんが先手を取る展開を見せました。3ゲームを連取するなど良いスタートを切ったものの、網田選手が戦術を変更し、5ゲームを連取されてしまいます。結果として5-7で第1セットを落とすことになりました。

第2セットでは、稲葉さんはペースをつかむことができず、1-6で敗退。惜しくも敗れはしましたが、全国トップレベルの選手相手に健闘した姿は輝いていました。得意のストロークを生かした場面が多く見られ、今後の成長が大いに期待されます。

より大きな期待の中へ

今回の出場は金沢工業大学テニス部の歴史においても重要な一歩となりました。稲葉さんの試合運びや挑戦する姿勢は、他の部員に刺激を与えることでしょう。今後も彼女の活躍に目が離せません。稲葉陽菜選手のさらなる挑戦と成長に、地域や大学のサポートが集まっています。金沢工業大学から新しいスター選手が生まれる瞬間を、今後楽しみに見守りましょう。