新しい宿泊体験
2016-06-08 10:30:01
日本初の最先端IoT体験宿泊施設「&AND HOSTEL」が福岡にオープン
日本初のIoT体験型宿泊施設「&AND HOSTEL」オープン
福岡市に新たにオープンした「&AND HOSTEL」は、日本初のIoT(Internet of Things)を駆使したスマートホステルです。この宿泊施設は、ただの宿泊先ではなく、宿泊体験そのものが観光の一部として楽しめるように設計されています。
福岡の特性と宿泊業の課題
福岡は、日本のアジアの玄関口として位置付けられており、海外からの観光客が多く訪れます。インバウンド需要の増加に伴い、博多駅周辺ではホテル不足が深刻化しています。この状況を背景に、「&AND HOSTEL」の出現は非常にタイムリーです。宿泊施設の不足による客室単価の上昇に対処すべく、最新のIoT技術が導入された客室やダイニングカフェが提供されます。
IoT技術を活用した宿泊体験
「&AND HOSTEL」は、10種類のIoTデバイスを取入れ、宿泊中のあらゆるシーンで技術を活用できるようになっています。たとえば、チェックインからチェックアウト、空調管理、市内観光案内、さらには睡眠管理まで、宿泊者はスマートデバイスを通じて快適な滞在を享受できます。これは、宿泊施設が単なる寝る場所ではなく、価値のある体験を提供することを意識した結果です。
福岡市内の観光スポットについても、最新の情報がリアルタイムで提供され、訪問者は地元のイベントや観光を重視した計画を立てられます。また、各部屋には特注のIoTデバイスが配備されており、「日本初のスマートホステル」として、その名に恥じない体験を提供しています。
産学官連携による新たなビジネスモデル
「&AND HOSTEL」は、九州大学やNPO法人と連携し、IoT技術開発のテストマーケティングの場として活用されます。利用者から取得したデータは、製品改善や新たなビジネスモデルの構築に役立てられます。これは、錯綜するIoT市場に新たな視点を提供し、今後の研究開発へとつながる重要なプロジェクトとなるでしょう。
具体的な施設の概要
「&AND HOSTEL」の立地は、福岡市博多区。中洲川端駅から徒歩わずか2分という好立地で、アクセスも非常に便利です。また、宿泊定員は48名であり、1階にはダイニングカフェ、2・3階にそれぞれ特別なIoTルームがあります。施設全体のデザインは、現代的かつ機能的で、訪れるすべての人々に安心感を与えます。
IoTデバイスのラインナップ
宿泊者は様々な最先端のIoTデバイスを利用できます。ソニーの「SmartEyeglass」など、視覚情報をハンズフリーで取得できるデバイスや、「Qrio Smart Lock」を利用したセキュリティシステムなど、多彩な機能がそろっています。これによって、宿泊者は新しい形の旅行体験を楽しむことができます。
未来に向けた展望
「&AND HOSTEL」は、今後も国内の主要都市での展開を計画しており、宿泊業界に新たな潮流をもたらすことを目指しています。宿泊自体が観光の一環となることで、これからの旅行文化のあり方を一新し、国際的な注目を集めることが期待されています。福岡市が国家戦略特区として掲げる「グローバル創業都市」への道筋を、このプロジェクトが切り拓くことでしょう。最新のIoT技術がもたらす可能性を、皆さん自身の目で確かめてみてください。
公式サイトやMakuakeプロジェクトページで情報は随時更新されています。ぜひご覧ください。
会社情報
- 会社名
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株式会社TRASTA
- 住所
- 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-14-5 第16スカイビル7F
- 電話番号
-
03-6427-2400