シダックス大新東ヒューマンサービスが三原市と災害協定を締結
2025年1月17日、シダックス大新東ヒューマンサービス株式会社(SDH)は広島県三原市と「災害時における温かい食事提供の協力に関する協定」を締結しました。これはSDHが自治体と結びつける21件目の協定となり、災害時における実効性のある食事提供体制を構築することを目指しています。
三原市は、広島県の南東部に位置する、交通の要所である都市です。市内にはJR新幹線の駅や山陽自動車道が通り、自然豊かな北部には山地や丘陵が広がっています。SDHは2022年から三原市北部共同調理場の運営を受託し、町内の小中学校に1日約600食の給食を提供している実績があります。
この協定によって、SDHは災害時に北部共同調理場を利用して迅速に市民に温かい食事を届ける仕組みを整えることになります。近年、SDHは災害時の支援活動に注力しており、2024年1月の令和6年能登半島地震では迅速に全国からスタッフを派遣し、道の駅での炊き出しや物資輸送などの支援を行いました。この経験をもとに、三原市でも効率的に食事支援を実施する体制を確立するのです。
さらに、SDHは三原市内の学童保育施設や図書館の運営も手掛けており、地域のニーズに応えるサービスを提供しています。特に、2020年に移転・新設された中央図書館では、SDHのスタッフがユニークなイベントを企画し、地域住民に親しまれる存在となっています。
この度の協定締結を通じて、SDHは三原市とのさらなる連携を図り、地域社会の課題解決に寄与していく意向を持っています。災害時の食文化を支える企業としての責務を果たし、地域の絆を深める活動を推進していくことで、多くの人々の信頼に応えられるよう努めてまいります。今後、地域の皆さんに温かい食事を通じて安心を届けるSDHの活動に期待が寄せられています。