キヤノン、第20回アジア競技大会への協賛を発表
キヤノンは、2026年9月から10月にかけて愛知県名古屋市で開催される「第20回アジア競技大会」に協賛することを発表しました。これに際し、キヤノンは大会を主催するアジア・オリンピック評議会と公益財団法人愛知・名古屋アジア・アジアパラ競技大会組織委員会との間でパートナーシップ基本合意書を締結しました。
アジア競技大会は、1951年から約4年に一度開かれている国際的な総合競技大会であり、今回の大会は32年ぶり、3度目の日本開催となります。45の国と地域から集まる約1万人以上の選手たちが、41の競技に挑む予定です。キヤノンは、第18回、第19回に続き、3大会連続での協賛となります。
この協賛により、キヤノンは長年にわたって支えてきた報道やスポーツの現場において、決定的瞬間を捉える役割を引き続き果たします。プロの写真家やメディアに対しては、高品質な機材だけでなく、きめ細かなサポートも求められています。キヤノンは、これまで様々な国際的なスポーツイベントにおいて、カメラやレンズのメンテナンスや技術サポートを行ってきました。
特に本大会では、プロユーザーが機材のトラブルで重要な瞬間を逃さないように、「ゼロ・ダウンタイム」を提供するために、会場内にカメラのサービスセンターを設置します。このような取り組みにより、参加するプロユーザーが安心して取材を行えるよう支援します。また、映像表現の可能性を広げるために、3D映像技術を活用し、スポーツの感動をよりリアルに伝えることにも注力しています。
さらに、キヤノンはカメラやレンズにとどまらず、放送機器やネットワークカメラ、さらには複写機や医療機器など、幅広い製品を通じて大会運営を支援します。これは、様々な分野におけるキヤノンのイメージング技術を生かした協賛活動の一環です。
キヤノンは、スポーツが生み出す情熱や感動を世界中の人々に共有し、その素晴らしい瞬間を捉えることで、イメージング業界のリーダーとしての役割を果たしていきます。新たなテクノロジーを駆使しながら、キヤノンはこれからもスポーツイベントの魅力を引き出し、ファンや関係者の心に残る体験を提供していくでしょう。