教育界150年ぶりの大転換期到来
2025年6月27日に、株式会社クロスメディア・パブリッシングから書籍『教育ビジネス 子育て世代から専門家まで楽しめる教育の教養』が発刊されます。この著書の著者は、教育イベントの創設者であり大学特任准教授、さらに学校法人の理事としても活動している宮田純也氏です。
日本の教育の現状とその背景
教育界は明治以来の150年ぶりの様相を呈し、今まさに大きな転換を迎えています。この大変革の背後には、急速な情報革命があり、これまでの答えが明確な「時代」から、答えが不明瞭な「時代」へと移行しています。この変化は、教育の目的や方法に根本的な影響を及ぼしています。
本書は、その歴史的な変化の意味と影響をデータや具体例を交えて詳しく解説します。現代の教育は、どのように変わりつつあるのか、またそれに関連する課題について深く分析しています。
教育業界の全体像を解剖
本書では、学校教育から私教育、さらにはEdTechやオンライン教育に至るまで、教育業界を構成するあらゆる要素を網羅的に整理しています。特に不登校問題、少子化の影響、通信制高校やインターナショナルスクールの増加といったトピックは、今注目されつつある変化の一環です。また、学習塾業界やSTEAM教育の普及、アフタースクールの多様化など、教育ビジネスの最新トレンドも紹介しています。
AI時代の教育とキャリア形成
昨今の生成AIの普及は、教育現場に大きな影響を及ぼすことが予想されます。特に「人生100年時代」において、私たちにはどのような学びが求められるのでしょうか。本書では、技術革新が教育に与える影響を考察し、AIの導入がキャリア形成において必要となるアントレプレナーシップ教育や金融教育、キャリア教育の重要性に触れています。
どのような読者に向けた内容か
『教育ビジネス』は、教育関係者や子育て中の親の他、教育業界への就職や転職を考えている方、さらには教育政策や社会問題に興味がある方におすすめです。また、人生100年時代を見据えた学び直しを考えている方々にも非常に役立つ一冊です。
目次のご紹介
この書籍は、以下のような構成になっています。
- - はじめに:教育界で起こる150年ぶりの大転換
- - 第1章:明治維新とGIGAスクール構想から学ぶ学校教育の世界
- - 第2章:チームとしての学校から学ぶ教育従事者の世界
- - 第3章:探究学習から学ぶカリキュラムの世界
- - 第4章:不登校から学ぶ教育問題の世界
- - 第5章:少子化から学ぶ教育機関の世界
- - 第6章:STEAM教育から学ぶ受験教育の世界
- - 第7章:アフタースクールから学ぶ私教育の世界
- - 第8章:協働学習から学ぶオンライン教育の世界
- - 第9章:AIから学ぶこれからの教育ビジネスの世界
- - おわりに:教育という営みの奥深さ
このように本書は、教育界の変革の流れをしっかりと捉え、今後の教育の行方を説くものとなっています。
著者について
著者の宮田純也氏は、教育関係において多彩な経歴を持つ方です。一般社団法人未来の先生フォーラムの代表理事として、また横浜市立大学の特任准教授や、学校法人宇都宮海星学園の理事を務めるなど、教育現場の幅広い視点を持っています。
彼の経歴は、早稲田大学院で教育学を学び、その後大手広告会社を経て独立、教育イベントの「未来の先生フォーラム」の創設に関与し、さまざまな企画を実施してきました。
彼は、教育改革を推進する立場から、未来の教育へのビジョンを常に模索しており、本書でもその豊富な知識と経験を基に語っています。
書籍の詳細情報
書籍名:『教育ビジネス 子育て世代から専門家まで楽しめる教育の教養』
著者:宮田純也
定価:1,848円(本体1,680円+税)
体裁:四六判/272ページ
ISBN:978-4-295-41106-2
発行:株式会社クロスメディア・パブリッシング(クロスメディアグループ)
発売日:2025年6月27日
この書籍を通じて、教育が迎える新たな転換に触れ、今後の未来を考えるきっかけとなることを期待しています。