次世代AIプラットフォーム
2025-08-12 11:21:53

リッジアイと日本マイクロソフトが築く次世代AIプラットフォームの実現

株式会社リッジアイと日本マイクロソフトの連携



株式会社Ridge-i(東京都千代田区、CEO:柳原尚史)は、生成AIと地球観測データを組み合わせた次世代プラットフォームの構築に向けて、日本マイクロソフト株式会社との連携を発表しました。これにより、リッジアイが2025年に国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共同で進めてきたAIによる地球のデジタルツイン研究がさらに進化することが期待されています。

プロジェクトの背景


リッジアイは、これまでAIとディープラーニングの技術を駆使してさまざまな経営や社会の課題解決に取り組んできました。特に、衛星データの解析能力に優れた技術を持つ同社は、JAXAのEarth APIやGoogle Earth Engine APIなどを活用し、自然言語での対話を通じて地球環境のデータを取得・解析することを実現しました。今後はこの技術を日本マイクロソフトのAzure基盤に統合し、新たなプラットフォームを構築することで、グローバル市場への展開も視野に入れています。

実証成果


リッジアイとJAXAの共同プロジェクトでは、以下のような実証成果が得られています:
  • - 自然言語によるデータの取得:質問に応じて、特定の日付の地表面温度データを解析し、即座に結果を表示。
  • - 直感的な衛星画像取得:任意の地域の衛星画像を自動で取得・表示する機能を実現。
  • - ユーザーフレンドリーなインターフェース:誰でも容易に操作できる生成AIを基にしたデータ取得システム。

新プラットフォームの特長


日本マイクロソフトとの新たな連携により、開発されるプラットフォームは以下の特長を持つことが期待されています:
  • - Microsoft Planetary Computer Proとの統合:膨大な地球観測データへ効率的にアクセスし、解析することが可能に。
  • - Azure基盤の利用:世界中どこからでも安定したサービス提供が実現。
  • - 顧客体験の向上:Microsoft Power BIなどとの統合により、ユーザビリティが改善。
  • - 多様なデータソースとの連携:JAXAの技術に基づく、新たなデータ取得手法。
  • - セキュリティの強化:機密性の高いデータも安全に処理できる環境を提供。

専門家の意見


Microsoft Asiaのデジタルネイティブ&スタートアップ担当副社長、Johnny Tianは「リッジアイとの取り組みは、さまざまな業界において衛星データの活用を進める重要なステップです」とコメントし、地球観測データの活用がもたらす可能性に期待を寄せました。

一方、リッジアイの柳原社長は「この新しいプラットフォームを通じて、生成AIと地球観測データが結びつくことにより、災害対応や環境シミュレーションなど、様々な分野での応用が可能になることを楽しみにしています」と自身の期待を語りました。

まとめ


株式会社リッジアイと日本マイクロソフトとの協力により、生成AIと地球観測データを統合した次世代のプラットフォームが現実のものとなりつつあります。これにより、地球環境に対する様々な分析がより身近なものとなり、業界全体での活用が加速することでしょう。リッジアイの新たな技術革新がもたらす未来が期待されます。


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会社情報

会社名
株式会社Ridge-i
住所
東京都千代田区大手町1−6−1大手町ビル 438
電話番号

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