Japan Asset Managementとフローレンスがフィランソロピーで新たな取り組みを開始

新たなフィランソロピーの提携が生まれる

株式会社Japan Asset Management（以下、当社）は、認定NPO法人フローレンスと業務提携を結びました。この提携は、寄付や遺贈を通じて社会に貢献する新たな価値観を広める一環として位置付けられています。東京に本拠を構える両団体が協力することで、より多様な選択肢を顧客に提供し、フィランソロピー文化の普及を目指しています。

提携の背景にある社会の変化

現代社会では、核家族化が進む中、人々が持つ資産の使い道にも変化が見られます。かつては親族への相続が一般的でしたが、最近では「社会貢献」が新たな選択肢として注目されています。当社の顧客からも、慈善団体や公益法人への寄付を通じて社会課題に貢献したいという声が増えています。この動きは、経済的リターンだけでなく、社会的リターンも重視する富裕層の意識が高まっていることに関連しています。

しかし、適切な寄付先を見つけ、具体的な貢献を実現することは簡単ではありません。その課題を解決するため、フローレンスとの提携が実現しました。フローレンスは、こども・子育て領域の社会課題に取り組む多様な事業を展開しています。これにより、当社の顧客には多様な寄付の選択肢が提示され、関心を寄せる課題に対して資産を活用することが可能になります。

新しい資産運用のスタイル

当社では、資産運用の方法についてだけでなく、運用の目的についても顧客と共に考えることが重要だと考えています。そのため、寄付を目的とした資産運用を専門的にアドバイスするフィランソロピーアドバイザー制度も設けました。これは、単に資産を増やすのではなく、それをどのように社会に役立てるかを共に考える取り組みです。

代表取締役の堀江智生氏は、「私たちは資産運用を通じて、お客様の思いを実現し、その成果を社会に還元したい」とコメント。寄付先の提案にとどまらず、共同セミナーの開催やボランティア活動への参加など、実践的な支援も計画しています。

フローレンスとは

認定NPO法人フローレンスは、日本国内でこどもたちを取り巻く社会問題に対して様々な事業を展開している団体です。虐待や貧困問題に取り組み、病児保育や障害児保育、こども宅食などのプログラムを実施しています。私たちの提携によって、もっと多くの顧客が社会貢献に関心を持ってもらえればと考えています。

フローレンスのグループ会長、駒崎弘樹氏は「今回の提携により、私たちの活動がさらに加速することを期待しています」と述べています。