山形の果物頒布会
2020-04-27 09:01:17

新型コロナと戦う!山形の果物直送頒布会「ワケあり倶楽部」始動

新型コロナウイルスと果物の新たな挑戦



新型コロナウイルスの影響で、山形県では観光果樹園が打撃を受けています。毎年約30,000名が訪れる果物狩りの予約はキャンセルが相次ぎ、果樹農家にとっては深刻なダメージとなっています。しかし、果樹園では例年通り多くの果物が育っています。このような状況を受けて、直営で新たなフルーツ頒布会「ワケあり倶楽部」が始まりました。

ワケあり倶楽部とは?



「ワケあり倶楽部」の目的は、廃棄されがちな規格外の果物を多くの人々に届けることです。日本では食材の約45%が廃棄されている現状があります。この取り組みを通じてフードロスの問題を解決し、同時に生産者の収入減少を防ぐことを目指しています。定額28,567円で、6ヶ月間にわたり毎回異なる8種類の果物が合計42kg届くというサービスです。

食品ロスを減らす新しいビジネスモデル



この頒布会は、山形県内の農家との強力な連携を実現し、リアルな果物体験を提供します。また、収穫された果物はその年の天候によって若干の差があるものの、一定の品質が保証されています。旬の果物を楽しみながら、廃棄物を減少させ、エコなライフスタイルをサポートするこの試みは、近年のフードロス対策の集大成とも言えます。

商品ラインナップと特徴



「ワケあり倶楽部」では、毎月提供される果物が変わります。6月から始まり、さくらんぼや桃、ぶどう、スイカなど、季節ごとのフルーツが楽しめます。特に注目されるのは、2(フルーツ食べて)8(やっつけろ!)567(コロナ!)というメッセージも込められた価格設定です。これらの果物は見た目に傷がある場合がありますが、味は保証されています。

山形県の果物文化



山形県は果物の生産量が日本一の地域です。特にさくらんぼやラ・フランスの名産地として知られています。そのため、観光客が多く訪れるフルーツ狩りスポットでもあり、果物の種類も豊富です。この頒布会によって、もっと多くの人に山形の果物の良さを知ってもらいたいと考えています。

今後の展望



「ワケあり倶楽部」は、現状のなかで新たな取り組みを続けていきます。観光果樹園が再び盛況になるまで、果物を通じてお客様と繋がり続け、山形の魅力を発信していく決意です。そして、コロナ収束後には「山形に行きたい!」と思ってもらえるような情報を添えて果物を昼付きする予定です。

お問い合わせとお申込み



「ワケあり倶楽部」は、王将果樹園の公式サイトで受付を行っており、お申し込みは5月31日までです。美味しい果物を自宅で楽しむだけでなく、廃棄を減らすことに貢献できるこのプログラムに参加してみてはいかがでしょうか。これまでの頒布会と一味違う体験が待っています。

会社情報

会社名
株式会社やまがたさくらんぼファーム
住所
山形県天童市川原子1303
電話番号
023-657-3211

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