美容師が手掛けた新しい発想のヘアケアブランドsakyu
昨今、ヘアケア業界に新たな風を吹かせている「sakyu」。これは、鳥取県の美容師が手掛けた、農園発のヘアケアブランドです。このブランドは、「髪の基礎化粧品」というコンセプトを掲げ、業界初となる試みを行っており、特に『Makuake』での先行予約販売においては、見事に目標金額の1684%を達成しました。
髪の基礎化粧品とは?
髪は自ら治癒することができず、肌と同じように基礎的なケアが必要です。ここで注目されるのが、「髪の基礎化粧品」という位置づけです。肌のターンオーバーが髪には存在しないため、そこで丁寧にケアを施すことで、美しい髪を保つことができるとされています。この新しい発想は、単なるヘアケア体験にとどまらず、髪を大切にする文化の創造を目指します。
プロジェクトの成果
「sakyu」のプロジェクトは、2024年7月30日から9月29日までの間に実施され、結果として10万円という設定金額を大きく上回り、160万円以上の支援を集めることに成功。これは、ブランドの理念に共感した多くのユーザーからの支持を整数証しています。特に好評のコメントとして、「使用素材へのこだわりが徹底している」との意見や、「美容師としての真剣な姿勢に共感」といった声が多く聞かれました。
支援者の属性分析
このクラウドファンディングでは、支援者の男女比は女性が73.9%と高い一方で、男性も26.1%を占めており、幅広い層に受け入れられていることが伺えます。また、年齢層は30代から50代が主流で、特に40代が最多。この結果は、髪の基礎化粧品というコンセプトが特に中高年層に響いたのかもしれません。
地域に関しては、鳥取県を拠点にし、美容室が大阪など関西エリアで展開していることも影響しているのか、支持者はこれらの地域から多く集まったようです。さらに、地域の魅力を活かした商品開発や、スカルプケアなど新商品への期待も寄せられています。
満を持して登場する新商品
sakyuは、今後さらに「洗い流さないトリートメント」や「スタイリングオイル」といった新商品を展開します。これらは、肌に優しい成分で作られており、赤ちゃんでも使えるほどの安全性を誇っています。特に、スタイリングオイルに配合された11種類の植物性オイルは、髪に潤いを与えるだけでなく、その香りでもリラックス効果をもたらします。
地域活性化への貢献
sakyuは、地域の活性化にも力を入れており、鳥取県内の宿泊施設に製品を設置し、観光客にリアルなヘアケア体験を提供しています。これは、単なる商品の提供にとどまらず、地域の魅力を発信する取り組みでもあります。
今後の展望
クラウドファンディングの成功を受けて、株式会社101はさらなる発展を目指し、今後のプロジェクトにも期待が膨らみます。「sakyu」のコンセプトがどのように進化していくのか、今後の展開にぜひ注目していただきたいです。
会社概要