『幽冥パティスリー』登場
2025-08-27 17:23:29

韓国の人気グラフィック・ノベル『幽冥パティスリー 煉獄堂』がついに日本語版発売

韓国から日本へ『幽冥パティスリー 煉獄堂』が上陸



2025年9月19日、株式会社パイ インターナショナルから待望の邦訳版『幽冥パティスリー 煉獄堂』第1巻が発売されます。この作品は、韓国で非常に人気を集めたグラフィック・ノベルであり、特にそのストーリーとアートの美しさが話題となっています。当作品の著者である「Sanho」は、イラストレーターと漫画家として知られており、感情豊かなストーリーテリングが評価されています。

韓国最大のクラウドファンディングプラットフォーム「Tumblbug」で4400%の支援を受けた実績を持ち、2022年には韓国コンテンツ振興院長賞も受賞。この本の内容は、葬儀用のケーキを作るパティスリー「煉獄堂」を中心に、愛する人を失った客がどのようにして自分の思いをケーキに込めるのかが描かれています。

愛と喪失を描いた物語



『幽冥パティスリー 煉獄堂』の物語は、故人との記憶を振り返る情景を見事に表現しています。主人公のマゴと、幽霊助手ミロの二人は、訪れる客から語られる思い出やストーリーを基に、その人だけの特別なケーキを作り上げます。この作品では、愛は失い悲しみに満ちたものですが、同時に温かい思い出としても描かれています。

物語の中には、推理小説家と盲目の女性の交流を描くエピソードや、特殊な生活環境を持つ家族の物語などバリエーションに富んだ6編が収録されています。特に印象的なのが、病院でボランティアを行う推理小説家が三つ目の盲目女性と出会い、心が通い合う瞬間です。また、吸血鬼の母を持つ娘の回想を通じて親子の絆を描く「月見草のカップケーキ」も、思わず涙を誘います。

若い世代のクリエイティブ



Sanhoという若い作家が手がけたこの作品は、絵の美しさとストーリーの深さを兼ね備えています。彼は故郷を離れずに新作に取り組んでいる姿勢からも、地方からのクリエイティビティの重要性が感じられます。

加えて、翻訳を担当する古川綾子氏は、韓国文学に精通した翻訳家であり、彼女の手掛ける日本語版は非常に高いクオリティが期待されます。彼女の翻訳によって、原作の美しい言葉がそのまま日本語として表現されることでしょう。

限定特典



書籍には初回封入特典として「イラストカード」が付属し、一部店舗では購入者限定の描き下ろしモノクロイラストカードも手に入ります。これはファンにとって非常に魅力的な特典であり、作品への愛着を深める要素として大いに役立つでしょう。

ぜひ、この機会に『幽冥パティスリー 煉獄堂』第1巻を手に取り、心に響く物語を体験してみてはいかがでしょうか。これまでにない独特なアプローチで描かれた愛と喪失の物語は、あなたの心に深く染み渡ることでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社パイ インターナショナル
住所
東京都豊島区南大塚2-32-4
電話番号
03-3944-3981

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