OASIZとGOKKOの新たな戦略
2023年8月、株式会社GOKKOと株式会社OASIZは、斬新な連携パッケージ『ドラトレ』を発表しました。このパッケージは、新たに注目を集めているショートドラマとトレンドコンテンツを組み合わせたもので、企業のブランディング戦略に革新をもたらすことを目的としています。
ショートドラマの可能性
最近、TikTokをはじめとするショート動画プラットフォームにおいて、ショートドラマの人気が急速に高まっています。特に、ショートドラマは『TikTok上半期トレンド大賞2024』で大賞を受賞するなど、その影響力が認識されています。
企業のマーケティング活動において、このショートドラマを利用することは、認知度を向上させるためのコストを抑えながらも効果的な手段となっています。しかし、制作には時間と費用がかかり、そのハードルが多くのマーケティング担当者の悩みの種です。これを受け、GOKKOとOASIZはこの課題を解決すべく『ドラトレ』パッケージを開発しました。
トレンドコンテンツとの融合
『ドラトレ』は、トレンドコンテンツとショートドラマを組み合わせたハイブリッドなアプローチを採用しています。ユーザーとの接触回数を増やし、アカウントからの情報発信を効果的に行うことで、トレンドに迅速に乗ることが可能になります。これにより、企業はユーザーとのコミュニケーションの機会を増やし、縦型動画の特性を最大限に活かしたコンテンツ制作が実現します。
ウェビナーの開催
この記念すべき発表に際して、共催ウェビナーも開催されます。ウェビナーでは、著名な登壇者が「縦型動画で圧勝する 大手企業のブランディング戦略」をテーマに行います。
- - 開催日: 2024年8月7日(水) 15:00-16:30
- - 場所: オンライン
- - 定員: 50名
ウェビナーでは、GOKKO代表の田中聡氏とOASIZ代表の江藤優氏がそれぞれの経験や知見をもとに、効果的なTikTok戦略について語ります。
最新トレンドの情報収集
『ドラトレ』発表に伴い、GOKKOとOASIZが連携し、3週連続で公開される記事も注目です。タイトルは「Short Movie Creative Bootcamp 〜スワイプを止めろ。今のTikTok戦略を学ぶ。〜」。対談内容は、視聴者が直面するトンネルから抜け出すためのヒントが満載です。
- - 第一弾(7/24公開): TikTok、1日何時間見ている?
- - 第二弾(7/31公開): TikTok言語コンテンツの雄、ごっこ倶楽部流のPDCA術
- - 第三弾(8/7公開): 20投稿目で撤退判断?
ごっこ倶楽部の挑戦
GOKKOは2021年に結成されたクリエイター集団で、日常で忘れがちな小さな愛をテーマにしたコンテンツ制作を行っています。その特徴は、世界基準の制作スタイルを採用していることにあります。分業が主流の日本のドラマ制作に対し、GOKKOは脚本から撮影、編集、マーケティングまでを一貫して行い、自社内で視聴データの分析をも行っています。現在、彼らが制作した動画は1200本、累計再生数は40億回を超え、日本におけるショートドラマカテゴリーのトップに立っています。
OASIZの使命
OASIZは、TikTokなどの縦型動画制作に特化した企業で、クリエイターの社会的価値を向上させることをミッションに掲げています。2023年には2億円の資金調達を行い、さらなる成長を目指しています。OASIZのアプローチは、クリエイターの独自性を引き出し、プラットフォームに依存しない活動を促す「クリエイター3.0」構想に基づいています。
まとめ
GOKKOとOASIZが手を組んだ『ドラトレ』は、ショートドラマとトレンドコンテンツの融合によって企業のブランディングを革新する可能性を秘めています。今後の展開に注目です。