NewSQLの魅力
2025-11-17 10:45:35

新たなデータベース技術の扉を開く『NewSQL徹底入門』の出版記念イベント

PingCAPによる『NewSQL徹底入門』出版記念オンラインイベント



PingCAP株式会社が、2025年12月26日に発売予定の書籍『NewSQL徹底入門 分散DBのアーキテクチャからユースケースまで』の出版を祝い、特別オンラインイベントを開催します。このイベントでは、著者であるミック氏と小林氏を招き、最新のNewSQL技術について深く考察します。ミック氏は『達人に学ぶDB設計徹底指南書』などで知られており、小林氏は『マルチクラウドデータベースの教科書』の著者でもあります。

NewSQL登場の背景



1970年代に登場したリレーショナルデータベース(RDB)は、データの整合性と一貫性を重視して様々なビジネスシステムに広まりました。しかし、2000年代以降のWebサービスの拡大やビッグデータの登場により、スケーラビリティや柔軟なデータ構造が求められるようになりました。これに応じて、「Not Only SQL (SQLにとらわれない)」という概念からNoSQLが進化してきました。

そして今、RDBの信頼性とNoSQLの拡張性を両方持つNewSQLに注目が集まっています。本イベントでは、その「New」という部分に迫り、参加者が新しい技術や設計思想を理解し、実践的な活用方法を探る機会となります。

イベント内容



イベントは2025年12月11日の正午から午後3時まで行われ、事前登録制で参加費は無料です。下記のような充実したセッションが用意されています。

  • - 12:00-12:05 開会
  • - 12:05-12:35 『分散トランザクションの厄介なアノマリーを防ぐ - NewSQLの戦略』 (講師: ミック氏)
  • - 12:35-13:05 『NewSQLのアーキテクチャ- 歴史から考える』 (講師: 小林 隆浩氏、NTTデータ OSSソリューション統括部)
  • - 13:10-13:40 『AI時代のデータベース - TiDB Xの紹介とこれから』 (講師: 関口 匡稔、PingCAP株式会社)
  • - 13:45-14:05 『3,000時間/月の業務削減を実現する~Dify × TiDB Cloud StarterによるAI基盤の裏側』 (講師: 西 悠之、サイバーエージェント)
  • - 14:10-14:50 『AuroraからTiDBへ!!安定運用タイトルで挑んだTiDB移行とNewSQLの可能性』 (講師: 浦谷 和茂、株式会社オルトプラス)
  • - 14:50-15:00 閉会

各セッションでは、TiDBを利用しているユーザーからの実例も交えながら、NewSQLの基礎から応用までさまざまな視点で探求します。参加者には、書籍やギフトカードが当たる抽選もあり、参加のモチベーションを高めています。

TiDBの特徴



PingCAPの主力製品であるTiDBは、分散型のNewSQLデータベースです。ゲーム業界、金融、Eコマース、ロジスティックスなど、様々な業界で実績があります。TiDBはMySQLやPostgreSQLと同じSQLインターフェースを持ちながら、分散アーキテクチャにより高い可用性やスケーラビリティを提供します。また、それを実現するためにTiDB Cloudのフルマネージドサービスも展開されています。特に、AI技術が融合した自然言語クエリ生成ツール「Chat2Query」の開発が話題となっており、今後のデータ活用方法に新たな可能性をもたらしています。

まとめ



PingCAPが主催するこのオンラインイベントは、データベース技術の最前線を知る貴重な機会です。NewSQLの理解を深め、実際の業務にどう活かすかを考える場として、是非ご参加ください。興味がある方は、公式サイトでの事前登録をお忘れなく!


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会社情報

会社名
PingCAP株式会社
住所
東京都千代田区大手町2丁目6番4号TOKYOTORCH 常盤橋タワー 9F
電話番号
03-6822-8749

関連リンク

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