「大阪・関西万博」の機運が高まる中、世界遺産という格式ある舞台で国際的な知見と文化が交錯する画期的なサミットが開催されます。京都市下京区にある世界遺産 龍谷山 本願寺(西本願寺)の国宝書院「対面所(鴻之間)」にて、「第3回公式参加国共創サミット」が無料で実施されます。これは、一般社団法人夢洲新産業・都市創造機構が主催する「第3回日本国際芸術祭」のメイン企画として位置づけられ、万博を契機とした未来社会の共創を議論する極めて貴重な機会となるでしょう。
日程は2025年6月17日(火)午後1時から午後5時。サミットでは、在大阪・神戸インド総領事チャンドル・アッパル氏の挨拶に始まり、2025年日本国際博覧会政府代表代理の三澤 康氏、在大阪英国総領事マイケル・ブライス氏ら各国総領事館のトップ、イタリア文化会館-大阪館長アンドレア・ラオス氏、大阪大学教授で万博テーマ事業プロデューサーの石黒 浩氏など、多岐にわたる分野の識者が登壇。深い洞察と多角的な視点を提供し、参加者の知的好奇心を大いに刺激することでしょう。
さらに、白熱したパネルディスカッションも展開。政府代表や各国領事館代表に加え、大阪商工会議所副会頭の廣瀬 恭子氏などビジネス界からも要人が参加し、議論を深めます。株式会社三菱総合研究所執行役員高橋 朋幸氏がモデレーターを務め、円滑な進行が期待されます。サミット終了後には、登壇者との名刺交換や交流の機会も設けられ、貴重なネットワーキングの場となるでしょう。
このサミットの根幹にある「第3回日本国際芸術祭」は、「アート・デザイン・サイエンス・テクノロジー・経済の共創 ~日本の美と心を世界に伝え、未来を創る」をミッションに掲げ、万博と同時期の2025年4月13日から10月13日まで約半年間開催されます。万博会場にとどまらず、大阪・関西全域、さらには全国をネットワークし、文化芸術と経済社会の好循環を創出し、「いのち輝くWell-beingな未来創り」に貢献することを目指します。
芸術祭は、阪急電鉄株式会社(プラチナ協賛)を筆頭に、オムロン株式会社、岩井コスモ証券株式会社(ゴールド協賛)など、多くの大手企業が支援。京都府や京都市、経済産業省近畿経済産業局などの行政機関、関西経済同友会や大阪商工会議所などの経済団体、2025年日本国際博覧会協会など、幅広い組織が後援に名を連ねます。また、在名古屋カナダ領事館から在大阪・神戸米国総領事館に至るまで、多数の各国総領事館や文化機関も後援・特別協力し、その国際的な広がりを物語っています。
特筆すべきは、西本願寺をはじめ、仁和寺、東寺、聖護院門跡、建仁寺、泉涌寺、比叡山延暦寺といった数々の世界遺産や名刹が特別協力している点です。日本の豊かな歴史と文化の象徴であるこれらの場所が、未来を共創する国際的な議論の場を提供することは、芸術祭のビジョンを体現しています。無料で参加できるこの貴重な機会を逃さず、大阪・関西万博と連動する国際的な対話の最前線に触れ、未来を共創する一員となってみてはいかがでしょうか。詳細は公式ウェブサイトで確認し、ぜひ参加申し込みを。