楽天ファッションウィーク東京2025 A/Wが大成功を収め幕を閉じる

楽天ファッションウィーク東京2025 A/W 終了

2025年度の秋冬シーズンに向けた「楽天ファッションウィーク東京」（Rakuten FWT）が、3月16日に開催されたオープニングパーティーを皮切りに、3月17日から22日まで盛大に行われました。会場はスパイラルホールやTODAホール＆カンファレンス東京で、32のフィジカル発表と5つのデジタル発表を含む計37のショーやインスタレーションが行われ、多くのファッションファンを魅了しました。

新たなブランドの参加

今回のイベントには初参加のブランドも多く、特に注目されたのが「ssstein」や「HUMMEL 00」など、新しい風を吹き込んだブランドです。また、有名ブランドとしてポール・スミスも参加し、自社の最新コレクションを披露しました。

特に「by R」プロジェクトの一環として開催されたポール・スミスのランウェイショーは、ファッションシーンをエンパワーメントする素晴らしい企画の一例です。パリで発売されたメンズコレクションにウィメンズのルックを組み合わせた新作が発表され、会場は大いに盛り上がりました。

FASHION PRIZE OF TOKYOの受賞ブランド

会期前には「FASHION PRIZE OF TOKYO 2025 WINNER’S EVENT」が行われ、受賞ブランドの「ssstein」が新作を展示しました。大画面で流れるパリでのランウェイショーの映像と共に、マネキンでの展示が行われ、来場者は臨場感あふれる体験を楽しむことができました。

さらに、JFW NEXT BRAND AWARDの受賞ブランド「TELMA」によるショーも行われ、多くのメディアが取材に訪れました。このように、見逃せないイベントが多数開催され、ファッション界の新たな才能が光り輝きました。

一般参加者にも開かれたイベント

楽天ファッションウィーク東京2025 A/Wは、一般の方々にも開かれた形で実施されました。オープニングパーティーには700人以上が参加し、メディアを通じての招待企画もあり、約500人の一般参加者がファッションショーを体験しました。

また、インキュベーション活動として「YKK FASTENING AWARDS」の作品展示や、エスモード・東京校の40周年を祝う記念ショーも行われ、多彩なイベントが繰り広げられました。学生たちによる発表も含め、ファッション業界の未来に期待が高まる結果となりました。

次回の開催に向けて

今回の「楽天ファッションウィーク東京2025 A/W」は、「FASHION FANFARE（ファッションファンファーレ）」という通年コンセプトのもと、参加者全体がファッションの楽しさを再発見する機会となりました。次回も同イベントが予定されており、2026年の春夏シーズンは、2025年9月1日から6日までの開催です。引き続き、魅力あふれるファッションの祭典にご期待ください。