グロービス経営大学院が誇る国際色豊かな卒業式
2023年11月24日、東京都千代田区にあるグロービス経営大学院で、パートタイム&オンライン英語MBAプログラムの卒業式が盛大に執り行われました。今年の卒業生は73名、出身国は22に及びました。このハイブリット形式の式典には、現地参加した卒業生の他、オンライン参加者も含まれており、国際的な雰囲気の中で行われました。
グロービス経営大学院の学長、堀義人氏は式辞の中で、卒業生たちに向けて強いメッセージを送ります。「自らの使命を追求し続けてください」との言葉で始まり、彼らが持つ可能性を信じるように促しました。堀氏はさらに、歴史的な人物である西郷隆盛の言葉を引用し、真の使命を見つけることがどれほど重要かを語りました。このメッセージは、卒業生一人ひとりに響くもので、今後の挑戦に向けた新たな一歩を促すものでした。
卒業生を代表してスピーチを行ったNikolas Haidamous氏は、ネルソン・マンデラの名言を引き合いに出しながら、自らの決意を改めて示しました。「教育は世界を変えるために使える最も強力な武器だ」との言葉が、彼の今後のリーダーシップに対する強い意志を感じさせました。彼は、グロービスでの教育が自分にとって重要な投資であり、これからの社会に貢献する「革新的で先見的なリーダー」として成長したいと語っています。
また、和泉美紀氏もスピーチに立ち、大学院での学びから得た人脈や知識の価値を強調しました。彼女は「MBAという学位を超えた経験」を語り、経営に関する知識やキャリアの方向転換を助ける力を持ったこのプログラムに感謝の意を示しました。彼女にとっても、この2年間の成長は計り知れないものでした。
式典の後には、祝賀会が開かれ、元経済産業大臣の斎藤健氏が出席し、卒業生たちに成功を願うスピーチを行いました。斎藤氏の言葉は、将来のリーダーとして社会を変えることがどれほど重要であるかを強調するもので、参加者全員が共感しました。
グロービス経営大学院は2009年に英語MBAプログラムを開設し、以来940名以上を卒業生として輩出しています。今年の卒業生たちは、ベルギー、フィリピン、アメリカ合衆国、ドイツ、中国など22カ国以上に及ぶ国から集まっており、国際的な視点を持ったビジネスリーダーへと成長しています。
さらに、プログラムにはテクノベートという新しい科目が設けられ、テクノロジーを駆使したイノベーションについて学ぶ機会が提供されているのも特徴的です。グロービス経営大学院は、企業とのパートナーシップを通じて実務的なスキルも養い、学生たちが多様な視点でビジネス課題に取り組む環境を整えています。
今後もグロービス経営大学院は、将来性あふれるビジネスリーダーを育成し続け、世界的に認められるMBAプログラムとしての地位を確立していくことでしょう。卒業生たちがそれぞれのフィールドで自らの使命を実現し、社会に貢献していくことが期待されています。