NECが新たに提案する「EXPLANNER LINK」
NECは、ERPソリューションである「EXPLANNERシリーズ」とクラウドサービスとのデータ連携を実現する新サービス「EXPLANNER LINK」を、2025年2月から販売すると発表しました。本サービスは、企業における業務効率化と課題解決を支援することを主な目的としています。
サービスの概要
「EXPLANNER LINK」を利用することで、企業は自らのERPシステムと様々なクラウドサービスを簡単に連携させることができます。これにより、各クラウドサービスとのデータの連携が可能となり、業務プロセスが効率化されます。特専のインターフェースを開発する必要がなく、短期間かつ低コストで連携が実現できる点が大きな特長です。
サービス導入の第一弾として、「EXPLANNER/Ax」と連携するクラウド勤怠管理システム「勤革時lEXPLANNER/K」や、経費精算システム「楽楽精算」との接続が実現しました。さらに、2025年4月には電子請求サービス「KMDConnect」との連携も予定されています。
背景と必要性
昨今、多くの企業がERPシステムと他の周辺システムとの連携に苦労している現実があります。外部ベンダーへの依頼や、システムを内製するためには専門知識と相応のコストが必要です。「EXPLANNER LINK」を活用することで、APIの知識がないユーザーでも、簡単に連携が可能となります。特に、サービス画面上での設定作業を行うだけで、各クラウドサービスとの連携が簡略化されるため、導入がスムーズになります。
主な特徴
1.
連携仕様の簡略化
- サービスごとの連携データの加工や重複登録が不要です。
- インターフェース開発の必要がなく、コストを大幅に削減。
2.
短期間かつ低コストでの利用
- 月額型の料金体系を採用し、初期投資の負担を軽減。
- 申し込みから最短5営業日で利用環境が整備できるため、迅速に業務に取り入れることが可能です。
3.
サポート体制の充実
- 導入支援サービスでは、利用開始までの設定を徹底サポート。
- サービス運用はNECが行い、安定したサポート窓口を提供します。
今後の展望
「EXPLANNER LINK」とクラウドサービスの連携を進めることで、企業のビジネス拡大を強力に支援することがNECの狙いです。今後もさらなる連携先の追加を進め、より多様なサービスの提供を目指します。
2025年2月21日には、マンスリーWebセミナーを実施し、「人事給与システムとクラウド型勤怠管理の連携で業務効率化を実現」をテーマに紹介する予定です。興味のある方は、是非お申し込みの上ご参加ください。
まとめ
NECが提供する「EXPLANNER LINK」は、企業におけるシステム連携を一層簡単にし、業務の効率化に寄与する新たなツールとなることでしょう。企業の基幹業務をしっかりとサポートするこのサービスは、多くの企業にとって魅力的な選択肢となることが期待されています。