自動運転車の未来について考える講演会
神奈川県は、国立情報学研究所(NII)と協力し、第12回NII湘南会議記念講演会を開催します。テーマは「自動運転車の安全性とは? ~統計的AIに対する論理学的セーフガード技術~」。この講演会では、自動運転という未来の技術の理解を深める絶好の機会です。講師には、NIIでアーキテクチャ科学を研究する蓮尾一郎教授が招かれ、彼の深い知識と経験に基づいた講演が行われます。
講演の概要
講演は令和7年2月23日、日曜日の14時40分から16時10分まで、湘南国際村で行われます。会場参加とオンライン参加の両方を選択できるハイブリッド形式が採用されており、自動運転車両や遠隔コントロールセンターの実物を間近で観察することができます。定員は会場参加が150人で、オンラインには上限がありません。これにより、より多くの方々に参加していただくことが可能です。
申し込みは令和7年2月12日までで、参加希望者は専用のフォームから申し込みが求められます。オンライン参加者には、2月20日までに視聴用のURLが送信される予定です。
講師プロフィール
蓮尾一郎教授は、理論計算機科学の専門家で、特に自動運転車の安全性保証技術に関する研究で知られています。彼は2008年にオランダのラドバウド大学で学術博士号を取得し、京都大学や東京大学でも教鞭を執ってきました。現在は国立情報学研究所の教授として、数理的高信頼ソフトウェアシステム研究センターのセンター長を務めています。多くの国際会議で論文賞を受賞し、2024年には文部科学大臣表彰科学技術賞を受賞する見込みです。
自動運転バスのイベント
さらに、講演会に合わせて、2月23日から26日の期間中、湘南国際村では自動運転バス(レベル2)の運行イベントも開催します。参加者は、事前予約を行うことで、自動運転バスの乗車を体験することができます。また、遠隔コントロールセンターや自動運転車両の見学も可能ですが、予告なしに変更される場合があるため、訪問予定の方は事前確認をお勧めします。
取材について
当日は講演会前後に取材が可能です。取材を希望される場合は、2月19日までに事務局への連絡が必要です。神奈川県の地域政策に関心のある報道関係者にとっては、貴重な取材チャンスとなるでしょう。
講演会やイベントに関する詳細情報は、神奈川県公式サイトで確認できますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
今回の講演会は、自動運転車の技術が未来の社会にどのような影響を与えるのかを考える良い機会です。興味のある方は、是非参加してみてはいかがでしょうか。