リサーチプラットフォーム「Lupe(ルーペ)」の概要
2023年7月7日、株式会社Lupeは新しいリサーチプラットフォーム「Lupe」を正式に提供し始めました。このプラットフォームは、アンケートやインタビュー、データ管理を一体化し、企業における顧客理解を深めることを目指しています。
「Lupe」は、リサーチ専門のチームだけでなく、様々な職種の担当者が簡単に利用できるように設計されています。その結果、企業全体で顧客の声を取り入れ、効果的な意思決定を行うことが期待されています。
Lupeの主な特徴
「Lupe」は、以下のリサーチ関連のツールやサービスを統合しています:
1.
アンケート(定量調査)
2.
インタビュー(定性調査)
3.
リポジトリ(調査データの蓄積と共有)
4.
リサーチの運用支援および専門家による伴走サービス
このプラットフォームを使用することで、データ分析や調査の全工程がLupe上で完結し、ユーザーは煩雑なデータ移行や管理作業から解放されます。これにより、リサーチ環境がより効率的かつ安全なものとなります。
高精度なリクルーティング
Lupeは、GMOリサーチ&AI、クロス・マーケティング、インクロムと提携し、国内のリサーチパネルを統合しています。およそ3,000万人以上に及ぶ日本最大級のパネルを利用し、100以上の属性情報を持つモニターを活用可能です。これにより、特定の条件を持つ対象者のリクルーティングも可能となり、リサーチの精度が格段に向上します。
柔軟な伴走支援
「Lupe」では、クライアントのニーズやプロジェクトに応じて、調査設計から結果のレポーティングまでの全段階を専門家が支援します。もちろん、自社でのノウハウ蓄積や短期間での結果が求められる場合には、セルフサービスによるリサーチも選択可能です。
個人情報の保護とリポジトリ機能
「Lupe」は、個人情報を保持せずに、顧客の声を匿名化して蓄積・共有することができる設計が施されています。調査時に取得した個人情報はマスキングされ、全てのデータは安全に管理されます。また、リポジトリ機能はメンバー招待の制限がなく、追加料金がかからないため、企業全体で顧客理解を進めやすくなっています。
リーズナブルな価格体系
「Lupe」の料金体系は、ツール利用や月額利用料が無料で、リサーチ実施時の実費のみで利用できるのが魅力です。これにより、低コストで高精度なリサーチが可能となります。例えば、セルフリサーチを行った場合、537,625円(税込)で、一定のサンプル数を確保できるとされています。
先行利用企業の成功事例
「Lupe」は、すでにいくつかの企業でのテスト利用を経て改良を重ねています。例えば、三井不動産株式会社では新規事業の事業性検証を行い、Lupeのおかげで大量のデータを迅速に収集しました。また、オムロン ヘルスケア社では、医療関連の調査においても成果を上げています。
Lupeのビジョン
Lupeは、顧客視点をすべての事業関係者に提供し、共に新しい価値を創造していくことを目指しています。これにより、企業が顧客のニーズをより深く理解し、成長していくことが期待されています。今後も「Lupe」は、多様な企業のニーズに応じて進化し続け、リサーチ分野での高い価値を提供し続けていくでしょう。
企業情報
- - 会社名:株式会社Lupe
- - 所在地:東京都世田谷区
- - 代表者:代表取締役 竹田宗平
- - 事業内容:リサーチプラットフォームの開発・提供、共創型支援
- - Lupe公式サイト