春の伝統『北野をどり』
2025-12-18 10:37:28

映画『国宝』の舞台・上七軒で春の伝統行事『北野をどり』開催

伝統と春の華やぎが彩る『第74回 北野をどり』



映画『国宝』でのロケ地としても知られる、京都最古の花街・上七軒。ここでは、バラエティ豊かな日本の伝統芸能が繰り広げられます。そして、2026年春にも注目の公演が予定されています。その名も『第74回 北野をどり』。

開催概要


『第74回 北野をどり』は、上七軒歌舞会と上七軒お茶屋協同組合、上七軒芸妓組合が主催し、2026年3月20日(金・祝)から4月2日(木)までの期間、上七軒歌舞練場で上演されます。上七軒歌舞練場は、木の温もりあふれる歴史的な舞台で、芸舞妓たちの精巧な舞を間近で楽しむことができる貴重な場です。

特に、2021年の公開作品「映画『国宝』」が撮影された場所としても注目され、その歴史感もより感じられることでしょう。今年の公演は三部構成で、上七軒の文化や芸術の魅力を余すことなくお届けします。

一部:創作民話舞踊劇「鐘を数えるお姫様」


第一部では、『鐘を数えるお姫様』という創作民話舞踊劇が披露されます。これは、世界的に愛されているシンデレラ物語を、江戸時代にアレンジした独特な内容で、本邦初演です。演者たちが演じる“和のシンデレラ”が魅力的な舞台世界へと観客を誘います。

二部:俗曲わすれな草


続く第二部は、「俗曲わすれな草」と題し、上七軒に古くから伝わる俗曲に光を当てる一幕が予定されています。古い伝承が失われつつある中で、未来にその価値を引き継いでいく姿勢が強調され、「私を忘れないで」という花言葉を持つ勿忘草の意義をも込めてお届けします。

フィナーレ:上七軒夜曲


そして、締めくくりのフィナーレには大人気の「上七軒夜曲」が待っています。この作品では、華やかな黒裾引の芸妓と、色とりどりの舞妓たちが一堂に会し、春の彩りを舞台に描きます。その瞬間、劇場と共に歴史の重みと新しい美しさが交わり、観る者に深い感動をもたらすことでしょう。

チケット購入情報


チケットは、カンフェティにて2026年1月13日(火)午前10時から発売開始です。一部はお茶席付御観覧券が7,000円、通常の御観覧券は6,000円です(全席指定・税込)。特に、お茶席は公演開演の1時間前からお楽しみいただけますので、ぜひ早めにご来場ください。

公演情報の詳細やチケット購入は、公式サイトをご確認ください。上七軒の伝統美を舞台で体感し、春の訪れを告げる特別な劇をお見逃しなく!


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会社情報

会社名
ロングランプランニング株式会社
住所
東京都新宿区袋町25番地
電話番号
03-6228-1240

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