スポーツセーフティー
2018-10-10 10:30:23

スポーツ安全の未来を共に考える第5回スポーツセーフティーシンポジウム

スポーツ中の熱中症事故ゼロを目指すシンポジウム



近年、スポーツと熱中症の関係が注目されています。特に夏場、激しい運動を行う際には十分な対策が求められますが、未だに熱中症による不幸な事故が発生しています。そんな中、国内のスポーツ界では「第5回スポーツセーフティーシンポジウム -Beat the Heat-」が11月24日に開催されることが発表されました。このシンポジウムでは、熱中症による死亡事故ゼロを目指して様々な視点から提言がなされます。

シンポジウムの目的と重要性



シンポジウムの主な目的は、スポーツにおける熱中症の問題を深く理解し、その予防と安全管理について議論することです。草の根レベルからプロ選手まで、すべてのスポーツに関わる方々が集まり、最新の研究結果や予防策についての情報を共有します。特に今後の安全基準の形成や教育現場での対策が強調されます。

期待されるプログラム内容



シンポジウムでは、トップクラスの専門家による様々な講演とパネルディスカッションが実施されます。以下はそのプログラムの一部です:
  • - 10:00-10:15:「スポーツ中の熱中症死亡事故ゼロを目指して」
講師: 佐保 豊(スポーツセーフティージャパン)
  • - 10:15-11:25:「学校部活動における熱中症死亡事故~その実態と当事者との意見交流~」
講師: 南部 さおり(日本体育大学)、エンジェルズアーチ(熱中症被害者の会)
  • - 11:30-12:40:「熱中症をサイエンスする」
講師: 永島 計(早稲田大学)
  • - 13:45-14:55:「お医者さんは熱中症を知りません 自分自身の反省も込めて」
講師: 永田 高志(九州大学)
  • - 15:00-16:10:「科学的に熱射病を考察する」
講師: 細川 由梨(立命館大学)
  • - 16:15-17:00:質疑応答・パネルディスカッション

これらの講演を通じて、研究者と参加者が直接意見を交わし、新しい知見を得る場が提供されるのです。

開催概要



今回のシンポジウムは早稲田大学国際会議場井深大記念ホールにて開催されます。参加者は最大300名を予定しており、事前予約が必要です。一般参加者は5000円、学生は3000円の参加費が設定されています。

シンポジウムは特定非営利活動法人スポーツセーフティージャパンが主催し、さまざまな企業が協力しています。参加希望者は、指定されたリンクから申し込みを行うことができます。

スポーツセーフティージャパンについて



この団体は2007年に設立され、スポーツにおける安全管理や熱中症対策の教育プログラムを全国で展開しています。プロアスレティックトレーナーらによって運営されており、指導者や選手、保護者へのセミナーも行っています。

結論



今後もスポーツの安全を考え、熱中症の知識を深め、対策を講じることは重要です。このシンポジウムを通じて、多くの人々に知識が伝播し、スポーツ環境の安全性向上が期待されます。全ての関係者が集い、有意義な議論を交わすことができるこの機会をぜひ活用してほしいと思います。

会社情報

会社名
NPO法人スポーツセーフティージャパン
住所
東京都渋谷区千駄ヶ谷1-11-12B1F-B
電話番号

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