ドメイン登録数1000万件突破の「.shop」
GMOドメインレジストリ株式会社が運営する「.shop」ドメインが、累計登録数1000万件を達成しました。これは2016年9月の一般登録開始から8年10ヶ月での快挙で、ECマーケットの発展に大きく寄与しているといえるでしょう。
ドメイン取得の背景
「.shop」は、2016年1月にICANN主催のオークションで世界最高額の41.5百万米ドルで取得されました。このドメインは、登録開始以降、ECの需要が急増する中で急速に成長してきました。特に、2020年以降の新型コロナウイルスの影響で多くの事業者がオンライン販売に移行し、登録数が大幅に伸びました。特に北米や欧州での人気が顕著で、現在ではアジア、南米、中東市場にも拡大しています。
「.shop」は、単にウェブアドレスとしての機能を果たすだけではなく、オンラインショップのブランド力を強化する重要な要素となっており、顧客からも信頼されています。ブランドや商品の一部として認知されるこのドメイン名は、視認性も高く、覚えやすい特徴があります。これにより、検索結果やSNSでユーザーの目に留まりやすくなります。
ドメインの重要性
現在では、オンラインショップが私たちの日常生活に溶け込んでおり、ドメイン名を選ぶことがブランド価値や差別化の鍵とされています。「.shop」は、その名の通り「お店」という直感的な意味を持ち、消費者に一目瞭然の印象を与えることができます。また、comドメインでは取得が困難な名前も、.shopでは可能になるケースが多いです。
さらに、昨今フィッシング詐欺やなりすましといったサイバー犯罪も急増しているため、適切なドメイン名の取得は、自社ブランドを保護し、利用者との信頼関係を築くために欠かせない要素となっています。
将来の展望
2026年春からは約10年ぶりにTLDの新規申請が再開される見込みです。企業のブランド名を冠した「.貴社名」(ブランドTLD)は、セキュリティや信頼性の面で注目を集めており、多くの企業が導入を検討しています。
GMOドメインレジストリは、「.shop」を通じて、さらに多くの人々にEC市場の発展を支援し、消費者とお店を繋ぐ架け橋になることを目指しています。ドメインを使って信頼性を高め、安全なインターネット環境を構築することが、今後の重要な使命となるでしょう。
公式サイト
「.shop」についてもっと知りたい方は、
こちらの公式サイトをご覧ください。
GMOドメインレジストリの役割
GMOドメインレジストリは、2009年に設立され、ドメイン名の申請や運営などを一貫して支援しています。地域名TLD「.tokyo」や「.nagoya」なども手掛けており、顧客のニーズに合わせたサービスを提供しています。日本国内の企業の83%が「.貴社名」の取得を希望しているというデータもあり、今後も新たなビジネスチャンスの創出が期待されています。
【お問い合わせ先】
GMOドメインレジストリ株式会社
渉外営業課
E-mail:
[email protected]