新日本製薬が「気づき展」を開催し顧客の声を全社員と共有

新日本製薬が「気づき展」を開催

新日本製薬株式会社は、2025年1月27日から31日まで、顧客のフィードバックを全社員に伝えるための「第8回気づき展」を開催しました。このイベントは、お客様から寄せられた商品に関する意見やご指摘を共有し、社員全員が改善点を学び、今後の商品開発に活かすことを目的としています。

「気づき展」の目的とは？

「気づき展」は、単なる商品説明会ではなく、社員が実際にお客様の声を体験できる貴重な場です。新日本製薬は、電話では伝わらない生の声を社内で実感することで、同じ温度感を感じ、より親密に顧客のニーズを理解してほしいと考えています。これまでに7回の開催実績があり、毎年本社で行われています。

展示内容と新たな取り組み

今年の「気づき展」は新たな試みがいくつか盛り込まれました。代表的なコーナーには、商品開発の流れを学べる展示や、人気商品の「パーフェクトワン」の3種のセラムを触ってテクスチャーや香りから判別する「利きセラム」が登場しました。この体験型の展示に参加した社員からは、楽しみながら学べたという感想が寄せられました。

参加者の反響

240名を超える社員が参加し、これまでの新日本製薬の歴史や商品に関する学びを深める機会となりました。参加者からは、「実際に見て触れることで、より深く理解できた」「お客様の意見を実感でき、今後の業務に活かしていきたい」という声が多く寄せられました。新日本製薬は、美と健康というパーパスのもと、顧客満足度を向上させる取り組みを続けていきます。

過去の開催と影響

なお、新型コロナウイルスの影響により、2020年度から2022年度までは開催が見送られていました。そのため、今回の開催は多くの社員にとって、長らく待たれていたものであったことが伺えます。

改善の実績

「気づき展」では、お客様の声を基にした改善も紹介されました。たとえば、「パーフェクトワン薬用リンクルストレッチセラム」のポンプのデザインを見直し、指の力が弱い方にも扱いやすい設計に変更されました。また、「パーフェクトワンオールインワン美容液ジェルシリーズ」でスパチュラの色についての意見を受け、視認性の高い色への変更も行われています。さらに、限定商品の「パーフェクトワン SPナイトクリーム」では、衛生面を考慮してエアレス容器が採用されるなど、顧客からのご意見が製品改善にしっかりと活かされています。