Siesta Villa秋津の登場
株式会社Brain Trust from The Sunが、東京都清瀬市に新たな不動産クラウドファンディング物件「Siesta Villa秋津」の組成を進めています。本物件は西武池袋線「秋津」駅から徒歩わずか8分の場所に位置し、アクセスの良さが魅力です。物件の構成は、三段階の世帯数を持つ1DKのユニットが3世帯、1Rのユニットが3世帯、計6世帯から成り立っています。
各ユニットの面積も配慮されており、1Rは15.470平米、1DKは27.060平米という広さを確保。これにより、投資家にとって非常に扱いやすいサイズの物件となっています。竣工は2024年6月を予定しており、現在、資金調達のための募集を開始しています。
クラウドファンディングの利点
本物件は、2021年に整備した不動産クラウドファンディングシステム「Mercurius」を通じて、個人投資家からの資金を募集することが計画されています。この仕組みによって、従来の不動産投資に比べて、少ない資金で参加できるチャンスが広がります。さらに、資金の運用は短期間(3ヶ月から6ヶ月)で繰り返され、投資家の中から物件の購入希望者を募り最終的には販売される仕組みになっています。
SPCを通じた資金調達
また、同社は小規模不動産特定共同事業のスキームを利用しており、出資は1億円まで受け付けることが可能です。さらに、SPC(特別目的会社)で所有していた物件の売却に成功し、新たなパートナーを探す姿勢も見せており、常にビジネスの拡充に努めています。
これらの計画の一環として、2物件の成功した売却も報告されています。具体的には「Siesta Duo 一橋学園Comtemseo East棟」や「Martis合同会社」がこれに該当します。今後は、空になったSPCで新たな物件取得を目指していく方針です。
国土交通省の支援事業との連携
この度のSiesta Villa秋津の取り組みは、国土交通省の不動産証券化手法を活用したモデル事業の一環として位置付けられています。これにより、資金調達だけでなく、様々な支援制度を活用することができ、事業の基盤を強化しています。
具体的な事業展開として、杉並区や足立区においても複数の物件を取得し、運用済みです。これらの物件はすでに個人投資家に販売されており、その結果としての利益をもとに次なる投資機会を開拓していく予定です。
今後の展望
さらに株式会社Brain Trust from The Sunでは、子会社である株式会社デアルホームと共に不動産特定共同事業の許可を目指しており、資本金要件をクリアするための増資も計画しています。戦略的なM&Aも視野に入れ、業務提携先を広げる計画も進行中です。
株式会社Brain Trust from The Sunは、従来の不動産業務に加え、宿泊業やファイナンシャルプランニング事業など多岐にわたる分野で展開しています。地方創生に寄与しながら、持続可能な開発目標を達成すべく、日々積極的な取り組みを続けています。今後の展開にますます期待が高まります。