BBIXとKCCSの協業
2024-12-16 14:25:08

BBIXとKCCS、クラウド型ネットワークサービスでの新たな協業が始まる

BBIXとKCCS、未来志向の協業契約を締結



BBIX株式会社と京セラコミュニケーションシステム株式会社(KCCS)は、クラウド型ネットワークサービス『Open Connectivity eXchange(OCX)』の提供に向けた協業契約を発表しました。2025年1月1日には、KCCSが運営する『ゼロエミッション・データセンター 石狩(ZED石狩)』にOCXの接続拠点が設けられる予定です。

OCXは、BBIXとBBSakura Networksが共同で提供するサービスで、高セキュリティかつ低遅延のネットワーク接続を、クラウドサービスやデータセンターに対してオンデマンドで提供します。ユーザーは、これを通じて快適なネットワーク環境を享受できるようになります。

KCCSのZED石狩について



KCCSは2024年10月1日に、北海度石狩市でZED石狩を開設しました。このデータセンターは、洋上風力発電と自社の太陽光発電所の電力を組み合わせた『生グリーン電力』で運用されることで、国内で初の常時再エネ100%を実現しています。これは、24時間365日、CO2排出量ゼロの電力が使用されることを意味し、持続可能な電力供給の新たなモデルとなっています。

このような取り組みは、サステナビリティの観点から非常に重要です。風力発電や太陽光発電の電力を時間単位でマッチングすることにより、エネルギーの地産地消を促進し、地域の再生可能エネルギーの活用を高めています。さらに、冷涼な外気を利用した空調システムやサーバー室の排熱を床下空調やロードヒーティングに再利用することで、エネルギー効率を向上させています。

地元への貢献と脱炭素化



近年、生成AIの普及に伴い、デジタルインフラへの需要が急増しています。この流れに応える形で、BBIXとKCCSは、地方におけるデータセンターの整備と、エネルギー供給の安定性を掲げています。特に電力インフラの近くでのデータ処理は、コスト面でも大きな効果をもたらすと期待されています。

KCCSが運営するZED石狩では、BBIXとBBSakuraの高品質なOCXが組み合わさることで、再生可能エネルギー100%の実現、そしてデジタルインフラの地方分散による脱炭素化への取り組みが加速します。このように、二社の協業は、持続可能な社会の構築に向けた重要な一歩となるでしょう。

この協業は、ただ単にネットワークサービスを提供するだけでなく、日本全体のエネルギー問題や環境課題に対する解決策としても注目されています。BBIXとKCCSは、今後も持続可能な開発目標(SDGs)を意識した取り組みを継続して行う意向を示しています。両社の連携により、未来のデジタル社会がより環境に優しく、持続可能なものになることが期待されています。


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会社情報

会社名
京セラコミュニケーションシステム株式会社
住所
京都府京都市伏見区竹田鳥羽殿町6京セラ本社ビル内
電話番号

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