香る読書という新たな試み『パラ・プリュイ』
2024年12月、東京都千代田区に位置する実験書店「外濠書店」と、人気の小説投稿サイト「monogatary.com」が手を組み、香りと物語を融合させた新しい読書体験を提案します。その名も『パラ・プリュイ』。これは、実際に香りを感じながら物語を楽しむことができる一冊の本です。
物語と香りのコラボレーション
『パラ・プリュイ』は、新田ようによる短編小説を基に創作されており、特に印象的な三つのシーンから派生した香りが特徴的です。この本には、香りを引き出すための三種類のお香が付属しており、これらを焚くことで、物語の世界により深く没入することが可能です。
購入したパッケージを家に持ち帰り、お香に火を灯してその香りに包まれながら、小説の内容に浸るという体験は、他では味わえないものとなっています。まさに、五感をフル活用した新しいスタイルの読書です。
『パラ・プリュイ』の発売日と場所
本製品の正式な発売は、2024年12月10日から「外濠書店」で行われ、その後12月11日より文喫六本木店や梅田 蔦屋書店でも取り扱う予定です。さらに、DNP通販サイトでも販売を予定していますが、詳細は追って発表されます。
香りで深まる物語の世界
短編小説「パラ・プリュイ」は、翻訳家である主人公が蠱惑的な女性・由美と出会うところからスタートします。その後、傘の取り間違えが引き起こす恐ろしい出来事を通じて、主人公のアイデンティティが問われる深いテーマに迫ります。この物語は、恋愛やサスペンスが絡み合う独自の世界観を有しており、香りを通じてより一層の没入感が味わえるでしょう。
実験書店「外濠書店」の取り組み
「外濠書店」は、本に興味を持つ多くの人々に新しい出会い方を提供することを目的としています。読書の楽しみ方は人それぞれですが、この書店では、今までにないアプローチで本と向き合うことができます。この斬新な試みと同様、『パラ・プリュイ』もまた新しい読書の楽しみ方を提供します。
最後に
今までになかった香る読書という体験を通して、『パラ・プリュイ』は読者を不思議な物語の世界に引き込むことでしょう。香りを感じながら、物語の中に瞬時に飛び込む、そんな特別な体験をあなたもぜひ試してみてください。
詳しい情報や予約は、公式ウェブサイトを通じて確認できますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。