DLsite『みんなで翻訳』の売上が20億円突破
株式会社エイシスの運営するDLsiteが展開する翻訳サービス『みんなで翻訳』が、2025年3月に累計売上20億円を達成しました。この快挙を祝して、ヤマハ株式会社のSoundUDチームとのコラボレーションによる特別キャンペーンが発表されました。このキャンペーンでは、ヤマハの人気VOCALOIDソフト「ZOLA Project」を題材にした公式コミック「ZOLA ─現代忍者の日常─」に焦点を当てます。
キャンペーン概要
本キャンペーンは、4月15日にスタートし、期間は6月20日まで。翻訳者は、指定された作品を翻訳し、抽選で5名にヤマハのワイヤレスイヤホンTW-ES5Aがプレゼントされるほか、参加者にはDLsiteポイント3,000ポイントが贈呈されます。
このキャンペーンには、翻訳言語の制限はなく、現在『みんなで翻訳』が対応している13の言語から自由に選べます。また、国内の翻訳者に限らず、海外在住の日本のコンテンツ愛好者も大歓迎です。新しい作品を世界に届けるための意欲的な試みとなるでしょう。
応募方法
参加するには、専用の応募フォームからまずエントリーし、その後対象作品の審査申請を行います。翻訳が完了すれば、審査を受けて賞品を手に入れるチャンスが得られます。キャンペーンの詳細や注意事項については、公式ページで確認可能です。
『みんなで翻訳』のサービス内容
『みんなで翻訳』は、クリエイターと翻訳者をつなぐプラットフォームです。翻訳作品はDLsiteがチェックしたうえで販売され、収益はクリエイターと翻訳者でシェアされます。サービスは2021年にスタートし、2023年現在、13言語での展開に対応、23,000人以上が登録して、35,000以上の翻訳作品が生まれました。今後も、様々な作品の翻訳・販売に力を入れていく考えです。
まとめ
日本の文化を海外に伝えるための『みんなで翻訳』。ヤマハとのコラボキャンペーンは、ボカロファンや翻訳者にとって絶好の機会です。日本の魅力あるコンテンツを世界とつなぐこの取り組みを通じて、多くの人々が参加し、国際的なコミュニケーションが生まれることを期待しています。参加する皆さんの挑戦を心より歓迎します!