新たな広報力を育てる『広報のがっこう』第二期が開校！

日本のビジネスをおもしろく変える広報スクール

日本には多くの中小企業が存在し、その多くが自らの価値を十分に発信できていないのが現状です。そこで注目されているのが、大阪市に拠点を置く「広報のがっこう」です。このスクールは、広報やPR、ブランディングに特化したユニークなプログラムを提供しています。特に特筆すべきは、笑いを通じて広報の技術を学べる点です。

「広報のがっこう」とは？

「広報のがっこう」は、元よしもとクリエイティブエージェンシーの社長である水谷暢宏氏が立ち上げたビジネススクールです。水谷氏は、吉本興業内でのさまざまな役割を経て、広報PRコンサルタントとしても活躍してきました。彼の経歴には、人々の心を引きつけるための「笑い」の技術が根付いています。このスクールは、その技術を生かし、参加者が情報発信力を高める手助けをすることを目指しています。

第一期の活動内容と成果

このスクールの第一期は、2023年5月から10月にわたり開催され、全国から12名の受講生が集まりました。授業はオンラインとリアルのハイブリッド形式で行われ、さまざまな専門の講師陣がそろいました。例えば、著名な落語作家や広報プロデューサーなどが講師として参加し、笑いやユーモアを活用した広報テクニックが教えられました。受講生たちは、ストーリーテリングや魅力的なキャッチコピーの作成、プレスリリースの技術など、多岐にわたるスキルを身につけました。実際には、取材記事が各種メディアに掲載されるなどの成果を上げました。

笑いがもたらす効果

ビジネスの世界では、真面目であることがしばしば評価されますが、「広報のがっこう」はその概念を覆しています。スタンフォード大学の研究によると、仕事でのユーモアは創造力や人間関係をより深め、回復力を高める効果があるとされています。また、物語は人々の記憶に残りやすく、情報が広がる手助けをします。笑いは脳や免疫システムにも良い影響を与え、ストレスを軽減する効果もあるとされています。このような観点からも、今回のスクールは非常に意義深いものです。

第二期に向けた展望

2024年11月27日からは、第二期の受講生を募集しています。講師陣には新たに元中国放送のディレクター、阿川真由氏も加わります。この期では、「おもしろビジネスサロン」を開き、実際の成功事例を学ぶ機会も設けます。地域の中小企業のストーリーテラーを育て上げることを目指し、地域活性化にも貢献していく所存です。