名古屋グランパス、Jリーグ初の個席単位ダイナミックプライシングを発表
名古屋グランパスは、2023年12月6日に行われる明治安田J1リーグ第38節アビスパ福岡戦で、Jリーグとして初めて「個席」単位のダイナミックプライシングを試験的に導入することを発表しました。この新しい販売方式は、これまでの席種単位での価格変動に代わり、個々の座席の人気や位置に基づいて価格が設定され、販売状況によっても価格が変動します。
これにより、通路側やピッチに近い席など人気の高い座席が、実際の需要に応じた価格になるため、観客はより魅力的な席を体験できるようになります。また、名古屋グランパス側はこの取り組みにより、スタジアム内の熱気をさらに高め、選手たちへの応援をより積極的に行える空間を提供することを目指しています。
この「個席差額設定販売」は、2026年シーズンから本格的に導入される予定です。なお、2026年以降のシーズンチケットおよび団体販売については、従来通りの席種による料金設定が継続されるため、観客は個席単位での価格設定からは除外される点に注意が必要です。シーズンチケットの詳細は2025年10月下旬、団体販売の詳細は2026年1月頃に発表される予定です。
今後の試験運用にあたり、名古屋グランパスはファンとの新たな接点を創出し、より多くのサポーターにアプローチするための努力を続けます。
対象試合と販売期間
- - 対象試合:2023年12月6日(土)14:00キックオフのアビスパ福岡戦
- - 販売期間:試験的に2023年11月15日から開始予定。
ただし、2023年10月19日から11月14日までは、従来通り「席種単位」でのダイナミックプライシングによる販売が行われます。この期間にご注意ください。
購入方法
「個席差額設定販売」は、Jリーグチケットを通じての購入が可能です。そのため、セブン-イレブンやファミリーマートでの店頭販売や、一部の優待販売は対象外となります。団体販売も対象外ですので、入場券の購入を希望する方はJリーグチケットをご利用ください。
この新たな試みを通じて、名古屋グランパスがどのようにスタジアムの雰囲気を活性化し、ファンとの絆を深めていくのか、今後の動向に注目していきたいと思います。また、支えるサポーターたちへの感謝の気持ちを込めて、グランパスはさらなる進化を続けるでしょう。今後とも名古屋グランパスへの応援をよろしくお願いいたします。