日本山村硝子、画期的ながん治療固定具で医療機器市場へ進出

日本山村硝子、画期的ながん治療用製品を発売

兵庫県尼崎市に本社を置く日本山村硝子株式会社は、2025年7月22日、第三種医療機器製造販売業の許可を取得し、がん放射線治療用患者固定具「CustomFix-3D」の普及に向けて本格的な医療機器業界への参入を果たしました。この製品の開発は、特にがん治療を受ける患者の快適さを考慮に入れた革新的な技術によるもので、多くの患者にとって新たな希望となることでしょう。

「CustomFix-3D」の革新

「CustomFix-3D」は、患者の体形を精密に3Dデータとして再現し、個々にフィットする固定具を製造する仕組みを採用しています。従来の固定具は、患者自身を型取りする方法が一般的であり、その過程で多くの負担を強いるものでした。それに対し「CustomFix-3D」は、患者一人ひとりに特化した製品を提供することで、医療現場でのニーズに応えようとしています。

このような技術は日本国内に限らず、海外でも特許取得を果たしていることから、その普遍的な価値が認められています。医療の進化に寄与するこの技術は、患者の苦痛を軽減するだけでなく、医療者にとっても利便性を向上させるものです。

今後の展望

今後、日本山村硝子は「CustomFix-3D」を基にしたさらなる製品開発を目指していくとしています。がん放射線治療分野における要望や課題をしっかりと捉え、患者への配慮を第一に考えた製品作りを続ける方針です。これにより、より多くの患者の QOL（生活の質）向上を図り、治療の円滑化に寄与することが期待されます。

お問い合わせ

本製品に関する詳細な情報や問い合わせは、以下の連絡先を通じて行うことができます。興味を持たれた方はぜひ、資料請求や相談を考えてみてください。
日本山村硝子株式会社研究開発センター第１グループ
電話：06-4300-6115（担当：小椋、荒木）
公式ウェブサイト内のお問い合わせフォームもご利用いただけます。
お問い合わせフォーム

このように、日本山村硝子株式会社は新しい技術を駆使し、医療機器市場での競争力を強化し続けています。これからも多様な製品開発が注目され、医療現場での革新に寄与することが期待されます。

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