10月9日のトラックの日に、札幌で特別なイベント『トラックのがっこう』が開催されます。このイベントは、運送業界の重要性を楽しく学べる場として、特に子どもたちが対象となっています。一般社団法人札幌地区トラック協会が主催し、アクセスしやすく、すべての世代が参加できます。
イベントのコンセプト
このイベントのコンセプトは「家族で学ぼう」です。運送業界は日常生活に欠かせない存在ですが、意外とその仕組みについて知られていないことも多いです。家族で参加することで、共通の時間を持ちながら、トラックの魅力や仕事について理解が深まることを目指します。このイベントを通じて、業界への理解と関心を高め、将来的に物流業界を牽引する人材の育成につなげられたらと考えています。
体験できるコンテンツ
『トラックのがっこう』では、様々な体験イベントが盛りだくさんです。特に注目したいのは、トラックのお仕事を体験できる【トラックお仕事体験】です。実際に荷物を運ぶドライバーの業務を疑似体験しながら、物流の仕組みについて学ぶことができます。
さらに、普段は入ることのできない冷凍車の荷台に乗れる【トラックひんやり体験】や、クレーン付きトラックで遊ぶ【トラッククレーンキャッチャー体験】も準備されています。これらの体験を通じて、楽しみながら物流業界の実情を知ることができます。
楽しみながら学ぶ授業
他にも、子どもたちが大好きな絵本「ランディーシリーズ」を使った授業では、アナウンサーの解説のもと、楽しいキャラクターと共に運送業界や交通安全について学ぶことができます。教員たちは、それぞれの科目に基づいたクイズやアクティビティを準備しており、参加者はスタンプラリーに挑戦することができます。科目のクリア数によって、グレートドライバーからレジェンドドライバーまでのレベルが用意され、豪華なプレゼントがもらえるのも魅力です。
スペシャルワークショップ
給食の分野でも特別なイベントが用意されています。CHEF1グランプリ王者の下國伸シェフによるワークショップで、車で手軽に楽しめる「ザンギ餃子」のレシピを教えてもらえます。ザンギと餃子のコラボレーションメニューは、家族みんなで楽しむことができる一品です。
多彩な授業内容
さらに、算数の授業ではオリジナルのペーパークラフトを使ってトラックをプログラミングする体験も行われます。体育の時間には、北海道プロ野球チームの元チアガールがダンスの指導を行い、音楽のパフォーマンスとしては、札幌市立札苗緑小学校のスクールバンドが演奏を披露します。図工では「未来のトラック」をテーマにした絵を描くコーナーもあり、選ばれた作品はアリオ札幌に展示されることになります。
交通安全を学ぶコーナー
道徳の時間として、札幌方面東警察署による交通安全の重要性についての講義が行われ、白バイの試乗体験や自転車シミュレーションが可能です。これらのコンテンツは子どもたちにとって学びを深める機会となります。
開催情報
『トラックの日ファミリーイベント』は、2024年9月29日(日)10:00から17:00まで、アリオ札幌の1階ハーベストコート及びえんとつ広場で行われます。入場は無料なので、ぜひ家族みんなでトラックの魅力を体験しに来てください。