サーキュラー経済を中心にした創業支援プログラムが始動
近年、気候変動や資源の制約リスクが高まる中、サーキュラーエコノミーの重要性が増しています。これを背景に、創業希望者向けの支援プログラム「CIRCULAR STARTUP TOKYO」が新たに立ち上がります。このプログラムは、循環経済分野での事業創出・資金調達を目指す人々に対し、約4ヶ月間にわたり集中的なインキュベーションを提供します。
プログラムの概要
CIRCULAR STARTUP TOKYOは、2024年4月から始まる第2期の参加者を募集しています。このプログラムは、気候変動や生物多様性の危機に直面する時代において、サステナブルな事業モデルの開発を支援することを目的としています。参加者は、専門家や経験豊富なスタートアップ起業家から直接指導を受け、新たなプロジェクトの立ち上げに必要なスキルを磨いていきます。
チームとメンター
CIRCULAR STARTUP TOKYOには、30名以上のメンターが参加。彼らは循環経済に関する第一線での専門家や起業家、研究者、そして投資家です。プロジェクトの立ち上げを目指す参加者には、これらのメンターによる講義や個別指導が行われ、具体的な問題解決に向けたアドバイスが提供されます。
内容とスケジュール
プログラムは、2024年11月14日から2025年2月28日までの期間で実施され、参加者は2つのコースから選ぶことができます。スケールアップと資金調達を目指す「コースA」と、社会的な影響を重視した「コースB」です。
1.
コースA: スケールアップ&資金調達・IPO準備コース
- 短期間で事業を拡大し、資金調達やIPOを目指す方々を対象にしています。
2.
コースB: 社会インパクト創出&事業基盤構築コース
- 社会課題に取り組む企業の創業や初期段階において持続可能なインパクトを生み出すことを目指しています。
プログラムには、キックオフセッションやメンタリング、最終日に行われるDemo Dayが含まれており、参加者は成果を発表してフィードバックを受けることができます。
参加資格と募集
参加対象者は、サーキュラーエコノミーの分野で東京都内での創業を考えている方で、全プログラムに参加可能であることが条件です。1団体から2名までの参加が可能で、募集締切は2024年10月2日となっています。選考は書類審査と面接で行います。
なぜサーキュラーエコノミーなのか
持続可能性が求められる現代において、循環経済は非常に重要なテーマです。日本政府もこの方向にシフトしており、企業やスタートアップが新たなビジネスモデルを構築する機会が増えています。CIRCULAR STARTUP TOKYOは、そのために必要な支援を提供するプログラムです。
プログラム説明会の開催
プログラムに興味がある方を対象に、2024年9月19日にオンラインで説明会を開催します。参加希望者には、有意義な情報とネットワーク作りの機会が提供されます。
CIRCULAR STARTUP TOKYOでは、企業や投資家、メディアとのパートナーシップも募集中です。共に循環経済の分野で新しいスタートアップを生み出し、持続可能な社会を築いていきましょう。
詳しい情報や応募については公式ウェブサイト
CIRCULAR STARTUP TOKYO をご覧ください。