ベトナムでの企業交流強化！富士山・アルプス企業交流会 in ハノイ

富士山・アルプス企業交流会 in ハノイ

2023年9月19日、山梨中央銀行、静岡銀行、八十二銀行の3行が共同で「富士山・アルプス企業交流会 in ハノイ」を開催しました。このイベントは、ベトナムで事業を展開する取引先企業を対象にした初めての海外事業企画であり、参加者は49社54名にのぼりました。

ベトナムの経済成長と市場の魅力

近年、ベトナムは経済成長が著しく、特にASEAN地域においてはタイやシンガポールに次ぐ経済規模にまで成長しています。2024年には日本企業の進出数が2,500社を超える見込みであり、製造業、IT、サービス業において現地での事業拡大や新規事業展開が進行中です。このような背景から、ベトナムは日本企業にとっても非常に有望な市場となっています。

また、ハノイやホーチミン市などの大都市及びその周辺の工業地域には多くの企業が集中しており、今後の需要の増加が期待される一方で、競争の激化や人件費の高騰といった課題も浮上しています。これらの情報は、参加者にとって重要な意見交換のテーマとして取り上げられました。

交流会の内容

「富士山・アルプス企業交流会」では、主に現地での事業活動に携わる経営者や責任者が一堂に会し、自由な雰囲気の中で情報交換やネットワーキングを行いました。参加企業の経営者たちは、ベトナムの最新ビジネス環境や直面している課題、さらには今後の事業展開について活発に意見を交わし、貴重な触れ合いの場となりました。

企業同士のネットワーク構築は、今後のビジネスにおいて大きな価値をもたらすものと期待されています。参加者たちは、ベトナム市場の特性を理解しつつ、他企業との連携の可能性を模索しました。

今後の展望

山梨中央銀行、静岡銀行、八十二銀行の3行は、今後もベトナムにおける地域企業の事業展開を支援するため、各行が持つ海外拠点やネットワークを活用し、現地情報の提供やネットワーク構築の機会を積極的に創出する方針です。事業環境の変化に敏感に対応しつつ、日本とベトナム双方の企業が共に成長できる環境を整えていくことが求められています。

今回は「富士山・アルプス企業交流会 in ハノイ」が成功裏に開催されたことを皮切りに、今後も日本企業がベトナム市場でさらなる飛躍を遂げることが期待されています。