ヒプノシスの美学
2024-11-21 12:17:19

伝説のデザイン集団「ヒプノシス」の美学を紐解くドキュメンタリー公開

伝説のデザイン集団「ヒプノシス」の美学に迫るドキュメンタリー



2025年2月7日、YEBISU GARDEN CINEMAやシネマート新宿、シネ・リーブル池袋などで公開される映画『ヒプノシスレコードジャケットの美学』は、革新の精神を持つデザイン集団「ヒプノシス」の物語を描いたドキュメンタリーです。この作品は、ピンク・フロイドやレッド・ツェッペリン、ポール・マッカートニーなど、歴史的なアーティストたちのアルバムジャケットデザインを手掛けた彼らの軌跡に焦点を当てています。

ヒプノシスは、1968年にストーム・トーガソンとオーブリー・パウエルによってロンドンで設立されました。彼らは、音楽のビジュアル面において常識を打ち破り、アルバムジャケットを単なる商品パッケージからアートの一環へと昇華させました。彼らの斬新で大胆なデザインは、現代においても多くのアーティストに影響を与え続けています。

本作では、ヒプノシスの創設者たちのインタビューに加え、撮影を担当したカメラマンやデザイナーたちの裏話も紹介され、当時の貴重な映像や写真が豊富に詰め込まれています。また、オアシスのノエル・ギャラガーが語るジャケットに対する思いやレコード文化への愛情も大きな見どころです。

映画の監督であるアントン・コービンは、ポートレート写真家からキャリアをスタートさせ、音楽界のトップアーティストたちのための映像作品を手掛けてきました。ヒプノシスの業績を映像化することで、そのクリエイティブなプロセスと影響を視覚的に表現しています。この映画は、視覚アートと音楽を愛する人々にとって必見の作品となることでしょう。

また、『ヒプノシスレコードジャケットの美学』の公開に合わせて「ヒプノシス全作品集」のコンパクト版がシンコーミュージック・エンタテイメントから発売されることも決定しました。この本は、ヒプノシスの全てのアルバムジャケットを網羅し、オーブリー・パウエル自身による解説も収められています。ロックのファンならずとも、デザインに興味のある方にとっても価値ある一冊となること間違いなしです。

特に、ピンク・フロイドの名盤やレッド・ツェッペリンのアルバムがデザインされた背景を知ることで、昔の音楽の魅力が一層引き立つことでしょう。このドキュメンタリーを通じて、多くの人々がヒプノシスの作品に触れ、その魔法を再発見することが期待されます。

本映画と関連書籍は、ヒプノシスの影響を受けた世代や新たに音楽アートに興味を持つ若者たちに、かつての名作の魅力を伝える絶好の機会となるでしょう。デザインと音楽の融合を感じられる時間をぜひお楽しみください。


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