インドでのソーシャルイノベーション体験
インドでの文化交流と価値観の揺さぶりを体験するプログラムが2025年8月に開催されます。河合塾グループが主催する「まるっと探究」の一部として、初の海外編「ソーシャルイノベーション編 in インド」が用意されています。この探究プログラムは、教育と産業の中心地とも言えるインドの最大都市「インドール」で行われ、参加者は現地高校生と共に生活、学び、社会課題に取り組む機会を得られます。
インドの現状と課題
インドは多様な文化と価値観が共存する国であり、急速な経済成長を遂げている一方、深刻な社会問題も抱えています。特に水質汚染やゴミ廃棄問題は都市部で深刻化しており、河川汚染は様々な要因が複雑に絡み合っています。本プログラムでは、参加者がこうした社会課題に対し、リアルな体験を通じて実際に向き合うことを目的としています。
インドール市の取組み
参加者は、インド政府特選のスマートシティ・ミッションに掲げられるインドール市を訪れます。この都市は清潔都市ランキングでも7年連続で1位を獲得しており、環境問題への取り組みに積極的です。現地で活動するNPOや市の担当者と直接対話を重ね、河川の水質汚染問題などに対するアクションプランを検討します。
教育機関訪問
さらに、インド工科大学(IIT)やインド経営大学院(IIM)といったトップ大学を訪問し、キャンパスツアーを実施します。これにより、参加者は現地の教育水準を肌で感じ、実際に進められている先端技術の取り組みを学ぶことができます。
本物のインドを体験する8日間
プログラムのパートナー校であるチョイスラムインターナショナルスクールに滞在し、同校の高校生と寝食を共にしながら学びます。この学校では、経験学習や創造的探究活動を通じて先進的な教育が実施されています。滞在中、TEDxプログラムを通じて意見の発表や文化交流、部活動体験も行われ、現地の人々との絆を深めます。
未来を担う中高生への期待
このプログラムを通じて、参加者は文化や言語の違いを超えて同世代との貴重な体験を共有し、社会課題に対して自分自身の考えを深めることが期待されます。自己成長や将来のビジョンを描くきっかけとして、この探究ツアーは参加者にとって大きな意味を持つでしょう。
プログラムの詳細
- - 日程: 2025年8月3日(日)~8月10日(日)の6泊8日
- - 対象: 中学生・高校生(英語力が望ましい)
- - 参加費: 39万円(税込)
- - 定員: 8名(先着順)
- - 訪問地: デリー、インドール
- - 参加者は現地高校生とともにソーシャルイノベーションをテーマにした熱い議論を展開します。
このユニークな体験を通して、未来のリーダーたちが世界の課題とどう向き合うかを見つめ直す絶好の機会となることでしょう。興味がある方は、ぜひお問合せください。