佐渡の海岸でSDGsを学ぶ！学生たちのビーチクリーン活動

佐渡の海岸での実践的な学び

2025年7月25日、国際外語・観光・エアライン専門学校の学生26名が、佐渡市の大浦漁港にてビーチクリーン活動を実施しました。この活動は海ごみ問題の啓発および地域貢献を目的に行われ、SNSでも大きな反響を呼びました。

本校では、持続可能な開発目標(SDGs)の達成を目指す取り組みの一環として、海洋プラスチック問題に対する実践的な学びを重視しています。これまでも新潟市の日和山海岸での清掃活動を行ってきましたが、今回は佐渡での現地研修を通じて地域の課題を学ぶことに挑戦しました。

佐渡での実地体験

学生たちは、佐渡の海岸が新潟市内の海岸よりも清掃状況が整っていないことを直接体感しました。特に問題だったのが、回収した海洋ゴミを適切に処理するポイントが非常に限られていることです。この事態は、行政との連携の重要性を浮き彫りにしました。

参加学生の一人は、実習を通じて「佐渡は歴史的・文化的に豊かである反面、砂浜に流れ着くプラスチックごみが目立ち、自然環境との調和が損なわれている」と感想を述べました。このような思いから、地域貢献の意識が高まったことでしょう。

地域連携と持続可能な社会へ

本校では、今回得た気づきを活かして、地域啓発活動に取り組んでいく予定です。持続可能な地域社会の実現に向けて、一歩一歩進んでまいります。また、実地研修を指導していただいたMarine Sweeperの代表、土井佑太氏を招待し、2025年9月2日に校内で講演会を開催することも決定しています。この講演では実習の振り返りや今後の課題について意見交換が行われる予定です。

学校の概要

国際外語・観光・エアライン専門学校は、1992年に県内唯一の語学観光専門学校として設立されました。地域創世プラットフォームSDGsにいがたの会員でもあり、地域活性化に貢献することを使命としています。
　本校の所在地は新潟市中央区古町通7番町、NSGスクエア5Fです。学びの環境を整え、学校長の栗林直子が指揮を執っています。興味のある方は、公式ウェブサイトをご覧ください。

NSGグループの取り組み

NSGグループは、教育事業を核とし、医療・福祉・介護事業など幅広い分野で活動を展開しています。「世界一豊かで幸せなまち」を目指し、地域を活性化する事業創造に取り組んでいます。グループ全体で地域の魅力を引き出し、持続可能な社会の実現を支援しています。詳しい情報については、NSGグループ公式サイトをご確認ください。