ミンナのミカタHDが障がい者の就労機会を45万人へと拡大

ミンナのミカタHDが取り組む障がい者雇用支援事業

株式会社ミンナのミカタHDは、障がい者の就労支援を専門とし、全国850以上の事業所ネットワークを介して、45万人を超える障がい者に就労機会を提供してきました。これは、同社が運営するマッチングサービス「ミナコネ」を通じて実現された成果です。

様々な就労支援の課題

現在、日本には約1,160万人の障がい者が存在しますが、企業で実際に雇用されている割合はわずか5.8％に過ぎません。人手不足が叫ばれる社会で、「働きたいのに働けない人」と「働き手が足りない企業」の間には大きなギャップがあります。こうした状況を解決することが、ミンナのミカタHDの使命です。

ミナコネの独自のアプローチ

「ミナコネ」は、障がいのある方と企業、並びに就労支援事業所をつなぐ中間支援型のマッチングプラットフォームです。単なる就職マッチングではなく、業務委託から信頼を築き、その後に雇用へと進む段階的なモデルを採用しています。このように、利用者と企業の不安を軽減し、長期的な関係を構築しています。

2024年には、障がい者への就労機会が30万人を超え、わずか1年で45万人へと急増しました。登録事業所数も850を超え、月に1,250件以上のマッチングが行われています。特筆すべきは、2024年度における雇用定着率が100%を達成したことで、働く機会だけでなく、働き続ける場を提供しています。

代表の理念とコメント

代表取締役の兼子紘子氏は、“障がい”という言葉をなくすことを目指しており、信頼の積み重ねが大切だと語ります。「45万人という数字は、協力する企業や事業所、利用者の努力の結果であり、社会が変わる兆しでもあります。私たちは、違いを強みに変える社会の実現に向け、引き続き挑戦していきます」と述べています。

会社の理念と今後の展望

ミンナのミカタHDは、障がい者の就労を促進する新たなモデルを提供し続けています。全国に広がるネットワークを活かし、今後も障がい者の雇用機会を増やすとともに、企業と利用者の架け橋となる活動を続けていく予定です。あらゆる人が自分らしく働ける社会を実現するため、彼らの取り組みにぜひ注目してみてください。

【会社概要】