K-1大会で松谷綺が涙の王座奪取！全階級完全防衛で熱狂の一日を振り返る

K-1大会大盛況！松谷綺が新たな歴史を拓く

2025年2月9日、国立代々木競技場第二体育館にて開催された『K-1 WORLD GP 2025』は、全20試合が行われ、その内の9試合がKOによる勝利を収めました。この日は、観客の熱気に包まれ、K-1ファンには忘れがたい一日となりました。

新女王・松谷綺の誕生

女子アトム級王座の決定戦では、松谷綺が菅原美優の引退により空位となった王座を懸け、激しい戦いを繰り広げました。準々決勝では、マフィア選手を相手に圧倒的なパフォーマンスを見せた松谷は、決勝戦で末松晄と対戦。試合は時に荒れた展開を見せつつも、松谷が優勢を保ち判定勝ち。見事新女王の座に就きました。

「夢に見ていたK-1ベルトを手に入れられて嬉しいですが、試合内容にはまだ改善が必要です」と松谷は語り、その闘志を見せました。

松谷綺の試合

三大タイトルマッチでの全階級防衛

大会の後半で行われた三大タイトルマッチでは、全階級の王者が無事防衛に成功しました。スーパー・ライト級タイトルマッチでは、金子晃大がギリシャの強豪マノリス・カリスティスを相手に判定3-0で勝利し、再びその実力を証明しました。

また、スーパー・バンタム級では王者寺田匠が新美貴士に勝利。この試合は特に接戦で、寺田の執念が光りました。また、フェザー級ではヨードクンポンが鈴木勇人を圧倒的な力でKOし、圧巻のパフォーマンスを見せつけました。

大久保兄弟初の“W”勝利

この日、大久保兄弟も注目を集めました。弟の世璃はプロデビュー戦を勝利し、兄の琉唯は初のKO勝利を手にしました。兄弟揃っての勝利に、観客は大いに盛り上がりました。

「KOの嬉しさを実感しています。もっと強い選手を呼んで欲しいです」と琉唯は意気込みを見せました。

ゆうちゃみさんとの感動の瞬間

大会後、松谷選手とK-1公式応援ギャルのゆうちゃみさんがインタビューを行いました。ゆうちゃみは試合を観戦し、感動の涙を流していたと告白。松谷の入場曲もゆうちゃみの楽曲が使用されており、二人のコラボレーションが次の楽しみとなっています。

「ぜひキックボクシングを教えてもらいたい」とゆうちゃみが語れば、「もちろん、やりましょう！」と松谷も快く了承。彼女たちの新たな関係性にも期待が高まります。