藤沢駅近くにロボット交流の新拠点「ロボリンク」オープン
藤沢駅の近隣に、新たなロボット企業交流の場「ロボリンク」が11月3日(日曜日)にオープンします。この拠点は、県が推進する「さがみロボット産業特区」の一環として、ロボット産業の発展と生活支援ロボットの普及を目指しています。
「ロボリンク」の基本情報
「ロボリンク」の所在地は藤沢市藤沢559、角若松ビルの6階です。JR東海道線、小田急江ノ島線、江ノ島電鉄線の藤沢駅から徒歩2分のアクセスしやすい場所に位置しています。また、開館時間は月曜日から土曜日の10時から17時45分までとなっており、祝日や年末年始を除いて無料で利用可能です。
交流拠点の特徴
1. コミュニティ形成
「ロボリンク」では、ロボット企業や部品製造企業、大学などが利用できる交流スペースを設けます。ここにはコミュニティマネージャーが配置され、ネットワーク形成や協業の促進をサポートします。
2. イベントの開催
企業向けの商談会や交流イベント、ロボット専門家によるセミナーも定期的に行われ、知識の共有が図られます。これにより、産業全体の活性化が期待されています。
3. ショールームの設置
常設のロボットショールームも用意され、地域住民向けにロボット体験イベントを企画し、生活支援ロボットの利用促進を図ります。
オープニングセレモニー
「ロボリンク」の開設に伴い、オープニングセレモニーが11月3日(日曜日)に行われます。この式典には知事が出席予定で、テープカットや写真撮影が行われます。また、ロボットに関する専門的な講演や、著名なトークゲストとしてつるの剛士氏が参加するトークセッションも予定されています。これに加え、一般の方々が参加できるロボット体験コーナーも設けられています。
利用企業の募集
「ロボリンク」では、ロボット産業に関連する企業や大学を対象に利用登録を受け付けています。特区の支援事業を受ける企業も対象となっており、法人単位での申請が可能です。これに登録することで、交流イベントやセミナーへの参加が可能となり、会議・打合せスペースを無料で利用することができます。
参考情報
なお、藤沢の拠点に続き、相模原市の橋本駅近くにも、別のロボット企業交流拠点「FUN+TECH LABO」が運営されています。こちらもロボット産業の発展を目指しており、詳細は神奈川県の産業振興課までお問い合わせください。
新たなロボット拠点「ロボリンク」のオープンは、藤沢地域におけるロボット産業の発展と生活支援ロボットの普及を推進する重要なステージとなります。地域の活性化と未来のロボット技術の発展に期待が寄せられます。