フットマークが地域社会を支える布製ランドセルの寄贈
フットマーク株式会社がこのたび、創業80周年を記念し、地域社会に恩返しをする姿勢を示すべく、布製ランドセル「ラクサックジュニア」を各地の自治体に寄贈しました。寄贈先は福岡県遠賀郡岡垣町、宮崎県木城町、そして愛知県高浜市の3つの自治体で、ランドセルの数はそれぞれ100個、70個、70個が届けられ、さらに各自治体には寄付金が20万円ずつ提供されました。これにより、各地域の子育てや福祉の向上に貢献することを目的としています。
寄贈の背景と目的
フットマークは「1/1の視点」を基盤に、子どもたちに快適で安心な通学環境を提供したいとの思いからこの寄贈を実施しました。創業以来、同社はお客様や社会の声に耳を傾けながら役立つ製品を開発してきました。「互いに、いっしょに、快く」という理念のもと、地域社会との連帯を重視し、持続可能な社会の実現を目指しています。特に、布製ランドセル「ラクサックジュニア」は、地域の子育て支援策として広く受け入れられており、これからもその選択肢の一つとして利用されていくことでしょう。
「ラクサックジュニア」の特徴
「ラクサックジュニア」は、子どもたちが通学時に抱える荷物の負担を軽減することを目的に開発された製品です。これまで、フットマークは中学生向けの通学カバンから始まり、その後、小学生向けモデルを展開しました。特に、このランドセルは軽さと使いやすさを兼ね備え、背負った際に軽く感じられる工夫が施されています。
重い教科書を背中にしっかり固定することで、荷物が軽く感じられる効果が期待されています。
子どもの体型にぴったりフィットし、揺れを軽減しながら安全性も向上させています。
体型に合わせて自由に調節が可能で、効果的に荷物の負担を軽減します。
このような特性により、子どもたちは通学時間をより快適に過ごすことができ、親たちも安心して子どもを送り出すことができるのです。
社会的意義と今後の展望
近年はタブレット端末の使用が増え、小学生の荷物の重さが社会問題にもなっていますが、ラクサックジュニアはその解決策ともなっています。実際、小学生の91.4%が「ランドセルが重い」と感じており、フットマークはこれに応えるべく継続的な取り組みを進めています。
フットマークは今後も地域社会との連携を深めていき、安心で快適な子育て環境の実現に向けて努力していくとしています。それにより、さらなる社会貢献を目指し、持続可能な発展を続ける意志を示しています。
会社概要
- - 会社名: フットマーク株式会社
- - 所在地: 東京都墨田区緑2-7-12
- - 設立: 1950年4月28日 (創業1946年)
- - 代表者: 代表取締役社長 磯部徳史
- - 資本金: 8,500万円
- - 事業内容: 水泳用品・介護用品・健康スポーツインナーの企画、製造、販売
- - 公式サイト: フットマーク公式
このように、フットマークが取り組む布製ランドセルの寄贈は、地域の子育て支援を実現するだけでなく、社会全体に貢献する重要な活動として高い評価を受けています。未来を担う子どもたちを支えるこの取り組みが、さらなる広がりを見せていくことを期待しています。