名古屋のシンボルがテニスアリーナに！「テニフェスinオアシス21」の熱狂

名古屋のシンボルがテニスアリーナに！

2025年9月23日、名古屋の象徴「オアシス21」にて『テニフェス in オアシス21』が開催されました。このイベントは、株式会社テニスラウンジと公益社団法人日本テニス事業協会が主催し、約15,000人の来場者を迎えて大盛況となりました。イベントのテーマ「もっとみじかに、もっとつながる」に則り、テニスの楽しさを多くの人々に伝えることを目的としています。

目を楽しませるテニスコートの出現

名古屋中心部のオアシス21「銀河の広場」には、一日限りの特設テニスコートが設置されました。この特設コートを囲むように設定された25社の協賛企業ブースには、終日長い列ができ、多彩なコンテンツが来場者の心を掴みました。中でも、的当てゲームや「テニス×ファッション」をテーマにしたメイクアップ体験は特に人気で、訪れた人々は楽しんで参加していました。普段は静寂に包まれている空間が、歓声と笑顔、そして熱意に満ちた場へと変貌を遂げたのです。

豪華ゲストと共に盛り上がるステージ

オープニングセレモニーでは、大村秀章愛知県知事と広沢一郎名古屋市長が登場し、イベントの開始を告げました。その後、タレントの坂下千里子さんがステージに登場し、効果的なトークショーを展開。さらに、シンガーソングライターの高瀬統也さんやプロテニス選手の鈴木貴男、小野田倫久らによるエキシビションマッチも行われ、観客はその迫力に釘付けとなりました。特に、日本テニス協会のテニスキッズアンバサダー「ニャオハ」が登場すると、子どもたちの歓声が会場を包み込み、家族連れが楽しむ姿が見受けられました。

数字が示すテニスの魅力

本イベントの目的は、テニスの普及と新しいファン層の創出でした。実施した公式LINEアンケートでは、70%の来場者が「満足」または「大変満足」と回答し、特に39.2%の人々が「テニスを始めたくなった」と返信されていました。このような結果は、的当てゲームやメイク体験など、ラケットを持ったことがない人でも楽しめる企画が功を奏したことを示しています。

今後の展開

主催した株式会社テニスラウンジの代表取締役、江口夏樹氏は、参加者からの応援と協力に感謝の意を表し、名古屋からユニークなテニス文化を育てていく意向を示しました。「テニフェスは単なるスポーツイベントではなく、人と人、企業と地域がテニスを通じてつながるコミュニティの一歩である」と語り、さらなる発展を目指しました。

実行委員会は既に次回開催に向けた準備を進めており、イベントの規模拡大と運営体制強化に努めることで、多くの人々にテニスの魅力を伝える都市型イベントを目指すとしています。次回の開催にも期待が高まります。