ディエスジャパン、ESG評価サービスで国内初のA評価を受賞
株式会社ディエスジャパンが、国際的なESG評価サービス「Synesgy」において、国内で初めての認証を取得しました。この評価は、全世界で10万社以上が利用し、特に環境や社会、ガバナンスに関する基準に基づいています。
このたび、ディエスジャパンは「A評価」を獲得しました。この評価は、同評価システムを採用している企業の中で上位1%に位置しており、これにより同社の持続可能な経営に対する真摯な取り組みが評価された形です。
企業の取り組みと詳しい評価内容
ディエスジャパンのESG評価では、総合スコアがAランク、環境スコアもA、社会スコアがB、ガバナンススコアがB、業界スコアがCという結果となりました。この評価は、同社が推進している様々な取り組みに基づいています。
特に注目すべきは、ディエスジャパンが設定した温室効果ガス排出量の削減目標です。2030年までに、2021年度比で42%削減を目指すという目標をSBTイニシアチブに提出しており、このあたりの姿勢が高く評価された要因となりました。
また、多様な従業員が活躍できる職場環境づくりも評価されたポイントです。特に女性の活躍を推進するための計画を策定し、障害者雇用の拡大にも取り組んでいます。これにより、企業としての社会的責任を果たしつつ、エネルギッシュな職場づくりに貢献しています。
ESG評価サービス「Synesgy」の特長
「Synesgy」は、CRIF社によって提供されているESG評価サービスであり、日本におけるESG評価の基準が確立されていない中で、企業の情報開示を容易にすることを目指しています。50問から80問のシンプルな質問への回答で、自社とサプライチェーン全体のESG評価が可能となる点が特徴です。これにより、中小企業でも金銭的負担が少なく、手軽に持続可能性についての評価ができます。
今後の取り組み
今後、ディエスジャパンはA評価を維持するために、評価結果に基づいた重要課題への取り組みを進めていくことが求められます。特に、男女間の賃金格差の是正や、サプライヤーとの協力関係の強化に取り組むことで、より高いESG経営の実現を目指していく方針です。
株式会社ディエスジャパンの代表取締役社長、北條陽子氏は、「中小企業でのESG認証取得が難しい現状において、『Synesgy』が課題解決の一助となることを願っています。A評価を継続的に受け、我々の取り組みが他の企業にも良い影響を与えることを期待しています」とコメントしています。
企業情報と連絡先
株式会社ディエスジャパンは1985年から業務を開始し、リサイクルトナーのトップランナーとして全国規模で展開しています。サステナブルな未来の実現を目指し、今後もさらなる挑戦を続けていくと約束しています。
- - 会社名:株式会社ディエスジャパン
- - 所在地:大阪府東大阪市吉田本町3-3-45
- - 設立:1985年
- - 公式サイト:www.dsj.co.jp
この取得した認証は、ディエスジャパンが持つ国際競争力の向上にも寄与することでしょう。これからも企業としての社会的責任を果たし、持続可能な社会の実現に貢献していくことが期待されています。