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株式会社LARMEが発表した内容は、多くの女性たちに愛されてきたファッション誌『LARME』の新たな章を示しています。この雑誌は、2012年9月に中郡暖菜を編集長として創刊され、一年後には発行部数が23万部に達し、女性誌ブームを牽引しました。その後も、10代や20代の女性からの支持を集め続けてきました。

この度、全ての事業は徳間書店から株式会社LARMEに譲渡されることとなり、今後は全ての発行が新生LARMEの手によって行われることとなります。具体的には、2020年3月17日発売の号を最後に、徳間書店の関与は終わりを告げ、次号以降はLARMEの直営となる予定です。新たな発行号は9月を目指して準備が進められていますが、詳細については今後の正式な発表を待つことになりそうです。

中郡暖菜代表取締役は、出版業界の厳しさを感じつつも創刊時からの感謝の気持ちを述べています。業界の不況が叫ばれる中で『LARME』を創刊する決断をする際には、多くの困難がありましたが、徳間書店のサポートがあったからこそ、現状の成功を収めることができたと振り返ります。

今回の事業買収は、ただの運営の移行ではなく、彼女自身の編集者としての使命感と『LARME』への愛情から導かれた決断として語られています。出版不況という厳しい環境の中でも、彼女は『LARME』を大切に思っており、必要とされる限り挑戦を続ける姿勢を持っていることが伺えます。独立後の『LARME』は、引き続きスタッフと共に新しい方向性を模索していく方針です。

LARME Inc.は、東京都渋谷区に本社を置き、2020年に設立され、資本金は2035万円です。公式ウェブサイトも公開されており、問い合わせ窓口も設けられています。

新しい体制への移行に伴い、既存の読者に対するサービスは、今のところ変更がないことも告知されています。引き続き、ファッションのトレンドやライフスタイルに敏感な若い女性へ向けたコンテンツを制作する予定です。

『LARME』の未来には、創刊当初のコンセプトを大切にしながらも、新しい視点を取り入れた展開が期待されます。これからの活動にも注目し、益々の発展と革新を見守りたいと思います。

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